メガネ型のイヤホン、オーディオグラスを使っている人が最近増えてきました。というのも、レンズを度付きに変更できるサービスがあったりより普段遣いしやすくなってきたんですよね。
今回レビューするHUAWEI Eyewear 2も、そのオーディオグラスの一つです。メガネ販売店のOWNDAYSで偏光レンズにしたり度付きレンズに交換できるなど、サポートも充実しています。
- 【快適な薄型軽量】約9.7mmのスリムなテンプルは、前製品より約20%細く、テンプルの先端部分は約28%スリム。テンプル部分はアセテート樹脂とメタルプレートで作られており、落ち着いた雰囲気を醸し出すます
- 【パワフルなバッテリー】前製品よりバッテリー容量が約30%大きくなり、かつ消費電力を削減することで、フル充電で最大11時間の音楽再生、または、最大9時間の音声通話が可能となりました。マグネット式急速充電により約10分の充電で最大3時間利用でき、約50分でフル充電が完了します
- 【音漏れ防止設計】前面に配置された対照的な出音設計により音を耳に直接届け、遠くの音波を打ち消します。また周囲の環境を識別し、自動的に音量を調整します
- 【スマートなタッチ操作】簡単操作、タップで通話の応答/終了、音楽再生。ダブルタップで音声アシスタントの起動、音楽再生の再生/一時停止、通話への応答/終了。スライドで音量調節、音楽のスキップ。長押しでペアリング開始、着信拒否。
- 【デュアル・デバイス接続】一度に2つのデバイス(Android、iOS、Windowsなど)に接続可能、必要に応じてスムーズに自動切換えができます。
- 【IP54防塵防滴】IP54の防塵防滴性能を備えており、汗などの影響を受けず、雨などの悪天候でも使用可能
ただ、実際は音漏れがすごかったり音質も悪いのではないか?と思う方も多いと思いますので、実際にHUAWEI Eyewear 2を試して検証レビューしていきます!
- 一般的なメガネと同じ37gと軽量。
- 音漏れが少ない。
- マイクの音質もノイズキャンセリングが効いていてクリア。
- オープン型でもクリアで中音域が特にきれいな音質。
- ケースが折りたたみでき収納しやすい。
- マルチポイント接続対応で2台のデバイスを同時接続可能。
- 充電ケーブルが専用仕様で無くした時に高く付く。
HUAWEI Eyewear 2の外観
HUAWEI Eyewear 2の外観は、ウェリントン型のハーフリムでまさに一般的な眼鏡と変わりません。OWNDAYSに行けばレンズを取り替えてもらえるサービスもあるので、普通の眼鏡としても活用できます。オーディオグラスはボタンがあったり明らかに「ガジェット感」が出るものですが、HUAWEI Eyewear 2はボタンがないため「オーディオグラスだよ」と言わなければ誰も気づかないぐらいシンプルです。
正面から見るとノーズパッドがあり、鼻の高さに合わせて調整可能です。両サイドの銀色のアクセントがおしゃれで、デザイン性も優れていますね。
テンプルには上下それぞれにスピーカーが内蔵されており、上部からは逆位相の音を出して音を打ち消すことで音漏れを防ぐような設計になっています。また、マイクも搭載されており、通話や環境音の判定に活用されています。
テンプルの先端には充電端子があり、ここに充電器を接続して充電します。
ちなみに充電器は下記のようにマグネットでくっつき、USB-Cケーブルを介して充電する仕組みになっています。
充電器にはペアリングボタンがあり、長押しでペアリングモードになります。この充電器がなくてもペアリングは可能です。
HUAWEI Eyewear 2の使用感レビュー
装着しただけで音楽再生がオンに!装着感も良し
HUAWEI Eyewear 2の使いやすいと思ったところは、まずメガネの着脱で音楽再生のオンオフが連動するところです。他社ではボタンでオン・オフしたりする機種もありますが、HUAWEI Eyewear 2を装着した瞬間にすぐに音楽が聴けるようになるのは快適ですね。
また、装着感も一般的なメガネと同様の感覚でいい感じです。僕が使っているブラックモデルは37.8 gで、一般的なメガネの平均重量35gに近いため重いと感じること無く使えています。
OWNDAYSで度付きレンズに変更もできるので、普段メガネを使っている人はEyewear 2にすれば音楽機能付きにできますよ!
音漏れは想像以上に少なく静かなオフィスで常用できる
ほとんど自宅でテレワークをしているのですが、たまにオフィスに出社することがあります。その時にEyewear 2を使ってみたのですが、1mぐらいの距離でも「音全然漏れてないね!」と言われるほど音漏れが少ないようです。テンプル部分はオープンなのでもちろん大音量で音楽を流せば漏れますが、ボリュームを最大の1/3ぐらいで聴く分には音漏れを気にせず音楽が聴けます。
ちなみに音質について、全然期待していなかったのですが普通にいい音です。重低音はほとんど出ませんが、長時間聴いていても疲れにくいチューニングで特に中音域にピークがあるので、ボーカル中心の楽曲と相性がいいですね。音を上げても音割れもなく、
BGM用途で使うのにちょうどいいですね!
マイクの音質もクリアでいい
HUAWEI Eyewear 2はマイクを内蔵しており、通話時にクリアな声で通話可能です。
実際にHUAWEI Eyewear 2のマイクを使って録音した音声がこちらです。
まずバックグラウンドノイズがほぼ皆無で、声だけが聴こえていますね。録音した時はヘリコプターの音やテレビの音も流れているのですが、実際の録音データには載っていません。メーカーによると新たなデュアルマイク設計で、約20 mm前方にマイクを配置しより口に近いため、ユーザーの音の集音能力が向上しましたとのことでした。
これならイヤホンいらずでハンズフリー通話できますね。
ジェスチャー操作で音楽再生や電話の応答が可能
HUAWEI Eyewear 2はジェスチャー操作に対応しており、テンプルのロゴマークをダブルタップ、テンプルを長押し、スワイプのいずれかの動作で操作可能です。
ダブルタップは主に電話の応答や音楽の再生・一時停止が可能です。割り当てる操作をアプリで変更できるので、自分の操作しやすいようにカスタマイズできます。長押しはロゴではなくテンプル部分で、着信拒否やペアリングモードを割り当て可能です。スワイプ操作は柄の部分を撫でるだけで、音量の調整が可能です。前後にスワイプする自然な動作なので、やりやすいですね。
慣れが必要ですが、スマホを出さなくても操作できて便利です!
付属のメガネケースがかなり使いやすい
HUAWEI Eyewear 2本体だけではなく、実はメガネケースがかなり優秀です。三角形でマグネットにより開閉式のフタを採用し、メガネを収納するのがかなり快適です。
縦置きもできますので、狭いスペースへの収納やバッグ内でも整理しやすいと感じました。
極めつけは折りたたんで完全にフラットにできる点で、メガネを一日中装着している時はケースを折りたたんでバッグにしまっておけます。普通のハードなメガネケースはケース自体が荷物になりがちですが、このように折りたたんで薄型にできるとバッグをより小さくできたり便利ですね。
メガネケースにもこだわりがかなり詰まっていました。
デメリットは充電ケーブルが汎用ではないことぐらい
HUAWEI Eyewear 2のデメリットをあえてあげるなら、充電ケーブルが汎用ではないのでなくした時に少し高くつくことです。USB-Cケーブルで充電できるタイプならダイソーなど1,000円以下でケーブルが手に入りますが、HUAWEI Eyewear 2は専用充電コンバーター+USB-Cケーブルが必要です。
一応充電コンバーターがAmazonで2,500円で売られているので購入できますが、荷物を少しでも減らしたい側としてはUSB-Cケーブルのみで充電できたら楽かなと感じました。
まとめ
HUAWEI Eyewear 2は37gと一般的なメガネと変わらないほど軽量なオーディオグラスで、普段遣いにちょうどいい製品に仕上がっています。
普段メガネをかけていて音楽を聴く習慣のある方は、仕事中や家事など活用できるシーンがたくさんあります。
音質も想像以上によかったので、ぜひお試しください!
- 一般的なメガネと同じ37gと軽量。
- 音漏れが少ない。
- マイクの音質もノイズキャンセリングが効いていてクリア。
- オープン型でもクリアで中音域が特にきれいな音質。
- ケースが折りたたみでき収納しやすい。
- マルチポイント接続対応で2台のデバイスを同時接続可能。
- 充電ケーブルが専用仕様で無くした時に高く付く。
ちなみにHUAWEI公式ストアで購入すると、OWNDAYSレンズ交換割引10%OFF TICKETがもらえるので偏光レンズや度付きレンズに交換したい方は公式ストアがおすすめです。