本記事では、LinkJapanから発売されている節電スマートプラグ、ePlug3をレビューします。
電気代の高騰が続く中で、自分が使っている家電がどれだけ電気代を消費しているのかを把握するのは重要です。ただ、電気代は合算されて請求されるので実際にどの機器がどれだけ電気代を消費しているのか把握することは難しいですよね。
今回紹介する節電スマートプラグ、ePlug3は従来のスマートプラグと同様にアプリやAlexaなどのスマートアシスタントで電源のオンオフができるだけではなく、電気代も確認できるスマートプラグです。
実際にePlug3を使ってみましたので、使用感を徹底レビューしていきます!
- 消費電力や電気代を把握できる
- 電源のオンオフをアプリやスマートアシスタントで制御できる
- GPSやタイマーで電源の切り忘れを防止できる
- 電源のオンオフがデジタル制御の機器では機能が限定される
- プラグの幅が広くコンセントに挿せないこともある
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節電スマートプラグ ePlug3の特徴
節電スマートプラグ、ePlug3の主な特徴、仕様、パッケージ内容を下記のタブにまとめました。気になる項目をぜひチェックしてみてください。
- 消費電力をリアルタイムで確認できる。
- タイマー機能で電源の切り忘れを防止できる。
- GPS機能で家電の電源を制御できる。
- スマホやプラグ本体のボタンで電源を制御できる。
- Googleアシスタント、Alexa、Siriに対応し声で電源の操作ができる。
デザイン
ePlug3は、白色で光沢感のあるデザインです。本体正面には電源ボタンとコンセントがあります。
背面にはプラグがあり、コンセントに挿し込んで使用します。技適マークを取得済みなので、日本国内でも安心して使えますね。
プラグ本体やユーザーガイドにあるQRコードを読み取ると、動画や文字でePlug3のマニュアルが読めます。僕は説明書を全く読まない派なのですが、だからこそいざという時にサクッとスマホで使い方を確認できるのは助かりますね。
サイズ
ePlug3のサイズは36×70×46mm(刃を含む)です。大体60W対応の電源アダプターと同じぐらいのサイズですね。
重さ
ePlug3の重さは、実測値で61.14gでした。ポテトチップス1袋分が60gなので、それぐらいの重さです。
節電スマートプラグ ePlug3のレビュー
では、ePlug3の機能を中心に実機レビューをしていきます。下記のリンクから気になる項目をチェックしてみてください。
セットアップ方法
まずは、ePlug3を使うためのセットアップ方法を簡潔にまとめました。
- ePlug3をコンセントに接続する。
- アプリにePlug3を登録する。
アプリは、iOS、Android対応の「HomeLink」を使用します。
具体的な設定イメージは、下記の画像をスクロールしながらご覧ください。
セットアップは簡単に完了しましたが、Wi-Fi設定で2.4GHz帯しか対応していないのでそこだけ注意が必要ですね。
本体やアプリによる電源制御
ePlug3はスマートプラグですが、そもそもスマートプラグはどんな事ができるかというと本体によるボタン操作やアプリで電源を制御できます。なので、プラグ本体に電源ボタンが付いています。
アプリ上にも電源ボタンがあり、こちらを使えば外出先でもボタンで電源を切ることができます。また、切タイマーによる設定も可能で、何分後に電源を切るか、何時になったら電源をつけるかといった操作ができます。
遠隔で電源を操作できるだけではなく、タイマーで切り忘れも防止できます!
シーンによる一括操作
ePlug3は、シーン設定による機器の一括操作が可能です。今回提供されたePlug3は1つだけなので恩恵は無いですが、例えば複数のePlug3を持っている場合は「おはよう」というシーンに複数台のePlug3をオンにする設定を組み込むことができます。
シーン設定は、例えばSiriなどの音声コマンドにも設定できますし、他のLinkJapan製のスマート家電と組み合わせればカーテンの開閉やスマート電球の点灯も一括で可能なので便利です。
GPSによる電源制御
ePlug3は、GPS機能による電源の制御ができます。例えば、「自宅から200m離れたら電源を消す」といった操作が可能です。
具体的なアプリの設定画面は下記のイメージをご覧ください。
この機能を活用すれば、例えば外出時の家電の電源の切り忘れを防止できます。アプリで遠隔操作できるとはいえ、わざわざアプリを立ち上げて電源がついているか確認するのが面倒という方もいるはず。そういった方でも、「外出時は確実に電源が切れている」という状態を作り出せるので、スマートに節電が可能です。
スマートアシスタント連携
ePlug3は、GoogleアシスタントやAlexa、Siriとの連携が可能なので、声で操作可能です。今回はSiriで音声操作を試してみました。
Siriの場合は、他のボイスアシスタントと異なり具体的なフレーズ指定が可能なので、プラグの名前に関わらず「プラグの電源を消して」や「プラグオフ」など自由に設定できます。
試しにSiriに登録した「プラグの電源を消して」をiPhoneに話してみると、「実行完了」のモーダル表示が出てePlug3の電源がオフになりました。
スマート化できないランプや扇風機を声で操作したい時に役立ちそうです。
電気代・消費電力の確認機能
ePlug3は、アプリで電気代と消費電力の確認ができます。わかりやすいように、実際のアプリの表示イメージを載せておきますね。
電気代は各電力会社によって異なりますが、アプリで電気代の単価設定が可能なので限りなく実際の電気代に近い数値を計測可能です。他社のスマートプラグでは単価設定ができないことが多いので、日本メーカーならではのこだわりですね。数値化されていないとあまり気にならない待機時の消費電力も、アプリで数値化されると「1円でも節約しなきゃ」という意識が生まれますね。
電気使用量をモニターできるスマートプラグ、電気代が高騰する今後はかなり需要が高まりそうです。
節電スマートプラグ ePlug3のデメリット
ePlug3を使ってみて感じたデメリットは下記の2点です。
電源のオンオフがデジタル制御の機器では機能が限定される
ePlug3は、電源のオンオフがアナログ制御の扇風機などでは遠隔操作で電源がオンオフできますが、デジタル制御の機器では電源のオンオフができません。つまり、通電しただけで動作する機器じゃないと電源制御ができないということです。
僕の持っているサーキュレーターでは、ePlug3を使って電源制御しようとしてもデジタル制御のためできませんでした。
ただし、電気代の確認は可能です!
プラグの幅が広くコンセントに挿せないこともある
ePlug3は本体が横に広いため、コンセントが上下に2つある場合は干渉しにくいですが横に並んでついている場合は隣のコンセントに干渉しやすいです。これは多くのスマートプラグで同様なのでePlug3が特別というわけではありませんが、できればePlug3本体を横長ではなく本体の奥行きを伸ばすことで干渉しにくい形状にしてほしいかなと感じました。
節電スマートプラグ ePlug3をおすすめできる人
節電スマートプラグ ePlug3は、今後電気代を節約してみたいすべての方におすすめです。
今まで電気代の確認ができるスマートプラグはあったものの、電気代の単価設定ができないため単なる目安としてしか確認できませんでした。ePlug3なら電力単価も登録できるので、限りなく自分の契約している電力会社に近い数値を把握できます。
また、GPSによる電源のオンオフやスマートアシスタント連携といった近年のトレンドも盛り込んでおり、今までスマート化を諦めていた家電も制御可能になります。
電気代の高騰にePlug3が活躍してくれそうですね。
節電スマートプラグ ePlug3のレビューまとめ
節電スマートプラグ、ePlug3をレビューしました。
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