この記事では、iPadでワイヤレス充電を可能にするケース、PITAKA MagEZ Case Proをレビューします。
iPhone 14 Proを使っていて特に便利に感じているのが、MagSafe充電です。ケーブルを差し込む必要がなく、自動車もMagSafe充電が可能なマウントをつけることで着脱が用意で快適です。
iPadはMagSafe充電には対応していませんが、今回紹介するPITAKA MagEZ Case Proならワイヤレスで充電が可能になります。しかも、iPadアクセサリーとの相性もかなりいいのが魅力のケースです。
PITAKA MagEZ Case Proを実際に使ってみましたので、特徴や使用感をメリット、デメリットを含め紹介します!
- 薄型軽量でつけていることを忘れるぐらいの装着感
- ワイヤレス充電が可能になる
- iPadアクセサリーとの相性がいい
- iPadのUSBポートを保護できる
- iPad Pro 2018でも使える
- 画面は保護できない
PITAKA MagEZ Case Proの特徴
PITAKA MagEZ Case Proの主な特徴・仕様・付属品を下記のタブにまとめました。
- アラミド繊維と浮織のスタイリッシュなデザイン。
- Apple Magic Keyboardに完全対応。
- Apple Pencilをマグネットで接続し、いつものように充電できます。 *Apple Pencilのスキンやカバーには対応していません。
- MagEZ Caseは精密にカットされたデザインで、すべてのボタンやスイッチに簡単にアクセスできます。
- カメラを保護する高めのリップで、iPad Proを安心してテーブルの上に置くことができます。
外観デザイン
PITAKA MagEZ Case Proは、アラミド繊維と浮織のスタイリッシュなデザインを採用しています。アラミド繊維は消防士用の防火服や、警察の防弾ベストに採用されている強度の高い繊維です。
5つの種類があり今回はそのうちの「ラプソディー」という柄を選びましたが、「自由奔放で民族的な楽曲」を表すラプソディーにふさわしい民族衣装のような華やかな柄です。
背面には2つの電子接点があり、X字のものはiPadのワイヤレス充電用、もう1つがApple Magic Keyboard用の電子接点です。
底にUSB-C端子があり、iPad本体のUSB-Cポートに差し込んでワイヤレス充電を実現します。
薄さ
PITAKA MagEZ Case Proの薄さは実測値で1.6mmとめちゃくちゃ薄いです。この薄さでもかなり高い強度があるのは、さすがアラミド繊維といったところですね。
軽さ
PITAKA MagEZ Case Proの重量は、実測値で118.70gで仕様より2g軽かったです。ただ、iPad Pro用のケースとしては驚異的な軽さですね。
PITAKA MagEZ Case Proのレビュー
PITAKA MagEZ Case Proを実際に使ってみたので、使用感を中心にレビューしていきます。
iPad Pro 2018でも使用できる
個人的に心配だったのが、過去のiPad Proとの互換性です。僕の所有しているiPad Proは2018年モデルで、PITAKA MagEZ Case Proは2022・2020年モデル対応だったので使えるか不安でした。
実際に装着したところ、ボタンの位置、カメラの穴、サイズ感もほぼバッチリで、互換性は十分と言っていいほどの仕上がりでした。
iPad Pro 2018を使っている人も安心して使えます!
USB-Cポートを保護できる
PITAKA MagEZ Case Proは、iPad Pro本体にUSB-Cで接続し背面からのワイヤレス充電を可能にしています。そのためケースを使用している間は、USB-Cポートを保護するようにできているためホコリの混入を防げます。
また、着脱も用意なのでUSB-C接続のアクセサリーの使用も問題なくできます。
iPadユーザーのことをしっかり考えて作られた感じがしますね。
Magic Keyboardと併用できる
PITAKA MagEZ Case Proは、ケースを外すことなくそのままMagic Keyboardと併用が可能です。
僕の場合サードパーティ製のESR iPad Pro 12.9 キーボードケースを使用していますが、ケースの薄さのお陰で磁力も強いままなので問題なく使用できました。
背面にMagic Keyboard用の電子接点もあるので、一度iPadに装着したら外すことなく快適にiPadアクセサリーを使用できます。
ケースが厚いとMagic Keyboardが使えないので、薄さは正義ですね。
Apple Pencilの充電も問題なくできる
PITAKA MagEZ Case Proは、Apple Pencilの充電も問題なくできました。
最近のiPad Pro用のケースはApple Pencilの充電に対応したものが多いですが、ケースの厚みがあってポロッと落ちやすいものもあります。ケースの厚みがかなり薄い分、Apple Pencilを強力に固定可能なのでかなり使いやすいです。
iPad Proをワイヤレス充電!フル充電するのにかかった時間は?
PITAKA MagEZ Case Proの最大の利点は、iPad Proをワイヤレスで充電できるところです。というわけで、ほとんどバッテリー残量のないiPad Proで実際にワイヤレス充電を試してみました。
充電には、付属品のワイヤレス充電器を使用します。背面にくっつけるだけでOKなので、楽です。
充電器には、USB PD充電が可能なBelkin BOOST↑CHARGE PRO Dual Wall Charger 65Wを使用しました。
上記の構成でiPad Pro 12.9インチ(2018年モデル)をフル充電した結果はこちらです。
時間 | バッテリー残量 |
---|---|
0 | 1% |
50分後 | 50% |
1時間後 | 64% |
1時間10分後 | 72% |
1時間30分後 | 82% |
2時間後 | 100% |
結果は、2時間でフル充電が完了しました。ワイヤレス充電だから充電時間が遅いということもなく、2時間なら十分な速度です。
高速な充電器を使えば速いですね。
PITAKA MagEZ Case Proのデメリット
PITAKA MagEZ Case Proを使用してみて感じたデメリットは下記の1点です。
画面はカバーできない
PITAKA MagEZ Case Proは、背面とサイドの3辺はカバーできますが画面はカバーできません。元々他のアクセサリーとの併用を前提としているので、他のカバーを使用すれば画面もカバーできます。
僕の場合は、同じくPITAKA製のMagEZ Folio 2を併用しています。
画面はもちろんのこと、MagEZ Folio 2単体ではカバーできなかったサイドもバッチリ保護できるので相性がいいです。
外で使うなら、MagEZ Folio 2との併用がおすすめです。
PITAKA MagEZ Case Proをおすすめできる人
PITAKA MagEZ Case Proをおすすめできる人は、ケースを取り外さないで他のiPadアクセサリーを使いたい、かつワイヤレス充電がしたい方です。
レビューで説明したように、ケースを取り外さなくてもMagic KeyboardやMagEZ Case Proといったケースカバーが併用できます。保護を目的としたケースは単体での仕様を前提としたモデルが多い中、MagEZ Case Proは他のiPadアクセサリーとの親和性がかなり高いケースに仕上がっているのでつけっぱなしで大丈夫です。
また、ワイヤレス充電は2時間でiPad Proをフル充電できるほど速かったので、実用的に感じました。取り外しが楽なので、iPadユーザーでワイヤレス充電を試したい方にはかなりおすすめです。
PITAKA MagEZ Case Proのレビューまとめ
PITAKA MagEZ Case Proをレビューしました。
iPadユーザーの使い勝手をかなり考えられたケースで、PITAKAのみならず純正、他社製アクセサリーとの相性も抜群です。iPad Proにワイヤレス充電機能を足せるので、見た目も機能もアップグレードできます。
iPad Proに待望のワイヤレス充電、一度体験したら元に戻れないぐらい快適なので、ぜひお試しください!
- 薄型軽量でつけていることを忘れるぐらいの装着感
- ワイヤレス充電が可能になる
- iPadアクセサリーとの相性がいい
- iPadのUSBポートを保護できる
- iPad Pro 2018でも使える
- 画面は保護できない
ワイヤレス充電しながらスタンド機能も使えるPITAKA MagEZ Charging Standも登場しました。こちらとPITAKA MagEZ Case Proはセットで使うとかなり便利なので、ぜひレビュー記事をチェックしてみてください!