カメラを趣味にされている方は、おそらく様々な「沼」を体験されていると思います。レンズ沼、カメラバッグ沼など、こだわればこだわるほど様々なものを試したくなるのが人間の性です。
今回はGRⅢやG7X Mark2で使用している「HAKUBA デジタルカメラケース ピクスギア タフ03 M ブラック SPG-TG03CCMBK 0.25L」をレビューします!
このケースをGRⅢで使おうとしたきっかけ
実はGC-5というGR専用のケースがあったのでそれを使用しようと思ったのですが、初代GRとサイズが異なるためスカスカでフィット感がいまいちでした。
そこで、G7X Mark2で使用していたカメラケースである「ピクスギア」を再利用してみようと考えました。
このカメラケースの魅力
まず、ブログで紹介したいほど優れたカメラケースでしたので、このカメラケースの魅力をご紹介します。
スナップ撮影に便利な縦開きにフラップ構造
RICOH GRを使っている時は純正のケースを使用していますが、ケースを付けたまま首からカメラをぶら下げる事が多いのですぐに撮影に移れるようにファスナーではなくフラップ構造が望ましいです。
GC-5はその点でいうとRICOH GRにぴったりなのですが、GRⅢだと本体サイズが小さくなるからかスカスカ感が否めません。
しかしこのピクスギアは、RICOH GRⅢ純正なのではないかというぐらいぴったりなサイズです。しかもGC-5のように縦開きのフラップスタイルなので、今までとスタイルを変えることなく使用することができます。
開閉自体はマグネットではなくマジックテープなので「バリッ」という音はしますが、衣服に引っかかりにくく通常のマジックテープより静音ということでまさに首からぶら下げて使うのにもいいですね。
また、中の素材は柔らかく摩擦抵抗も少ないのでカメラを取り出す時に引っかかりもなく取り出すことができます。
ベルト通しとカラビナつきでバッグにつけるもベルトにつけるもよし
僕のように首から下げて使用するスタイルもいいですが、ベルトに通して使いたい、リュックのハーネスにつけて使う方もいらっしゃると思います。
ピクスギアは標準でカラビナが付属していて、ベルト通しもついています。
マジックテープなのでうっかりカメラが滑って落ちることも防げますし、腰につけたりしても安心ですね。
内部を樹脂ボードで囲みレンズバリアへの衝撃も防げる
GRに限らず、デジタルカメラのレンズバリアは最も耐久性が低い部品です。普通の柔らかいケースをカメラケースとして使用することが危ないのは、このレンズバリアに衝撃が加わった時に破損する危険性があるからです。
RICOH純正のGC-5はレンズバリア側の面が硬い板で保護されており、GRの弱点を補いつつ収納できます。
ではピクスギアはどうかといいますと、ピクスギアも内部を樹脂ボードで囲むことで耐久性を高めています。つまりレンズバリア側の衝撃もある程度防げるということです。ケース外側の材質はポリエステルですが、耐久性の高いバリスティックナイロンのような丈夫さです。
内部へのホコリや雨の侵入も最小限に防げる構造
これは最初気づかなかったのですが、蓋を締めた際にサイド上部の隙間がかなり小さいためホコリや雨の侵入も防ぐことができます。
GC-5はむき出しなので雨の時は不安だったのですが、ピクスギアであればある程度小雨でも心配しなくて良さそうです。
内ポケットにメモリーカードやバッテリーを入れられる
スナップにおすすめできる大きな部分がこの内ポケットです。
RICOH GRⅢはバッテリーがもたないというレビューが多く、予備バッテリーは必需品と言われています。
そんな予備バッテリーも、この内ポケットに収納できればケースとGRだけで散歩に出ていっても安心ですね。
これだけいいのに値段が安い
頑丈でスナップ撮影に適したカメラケースということはある程度ご理解いただければ幸いです。
しかしそれだけでなく、このケースはお値段もかなりお手頃です。
2020年9月5日現在、Amazonで691円で販売されています。しかも私が購入した時はブラックしかなかったのですが、ブルーやレッド、迷彩柄も追加されていました。
RICOH GRⅢを購入したけどあまり高いカメラケースは買いたくないという方に、ベストな選択だと思います。