本記事では、BLUETTIのポータブル電源、EB3Aをレビューします。
ポータブル電源といえば災害など家庭用バックアップ電源としてだけではなく、キャンプでもよく使われていますよね。ただ、種類があまりにも多すぎて迷ってしまいます。
今回紹介するBLUETTI EB3Aは、とりあえず防災やアウトドアで使い勝手の良い安くて軽いポータブル電源を探している方にぴったりな機種になっています。
まだポータブル電源を持っていない方や予備を探している方はぜひ参考にしてください!
- 15Wのワイヤレス充電に対応
- 簡易UPSとして使える
- スクリーンやアプリでバッテリー残量や情報を確認できる
- LEDライトで明るく照らせる
- コンパクトで持ち運びしやすい
- 防水ではない
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BLUETTI EB3Aの概要
BLUETTI EB3Aは、下記の特徴を持つポータブル電源です。
- 9つの出力ポートで多くのデバイスを同時充電可能
- 電池残量も細かくチェックできるスクリーン内蔵
- 簡易UPS(無停電電源装置)付きで停電しても安心
- LEDライト付きで暗い場所でも照明代わりにできる
- スマホアプリと連携して残量チェックできる
- 安全性の高い電気自動車と同じリン酸リチウムイオン電池を採用
主な仕様はこちらです。
容量 | 268.8Wh |
定格出力電力 | 600W |
バッテリータイプ | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
重量 | 4.6Kg |
外形寸法 | 255*180*183mm |
充電温度 | 0-40℃ |
パッケージ同梱品
BLUETTI EB3Aは下記のものが同梱されています。
- ポータブル電源 (EB3A)本体 x1
- ACアダプター充電用ケーブル x1
- 取扱説明書x1
- 保証カード x1
- 合格証明書 x1
充電用のUSBケーブルなどは自分で用意しましょう。
搭載している入出力端子の種類
BLUETTI EB3Aは、それぞれ下記の入出力端子を搭載しています。
- AC充電 :100V,430W Max
- PV充電 :12V-28V,200W Max
- カー充電 :12V/24V
- AC出力 100V,Max 600W(サージ1200W)x2
- 5521出力 12V/10A x2
- シガーソケット12V/10A x1
- USB-A出力 5V/3A x2
- USB-C Max 100W x1
- ワイヤレス充電 Max15W x1
ワイヤレス充電にも対応しているのは珍しいですね!
日本では東側は「50Hz」、西側では「60Hz」の周波数の電気が使われていますが、周波数の切り替えも簡単です。また、家庭用ACコンセントから流れている純正弦波のAC出力のため、家電への負担が少なく安心して使用できます。
BLUETTI EB3Aレビュー
BLUETTI EB3Aを実際に使ってみましたので、使用感をレビューしていきます。
基本操作
BLUETTI EB3Aを使用するには、まず付属の電源ケーブルで充電します。約2時間ほどでフル充電可能です。ACコンセントからの充電は最大350Wで、最短40分で70%まで充電可能なので急ぎで充電しても安心です。
各出力端子にケーブルを接続して充電しますが、接続しただけでは充電できないのでボタンを2回押して電源をオンにする必要があります。ケーブルを挿していても電力の供給を止めたいこともありますが、ボタンで電源の管理ができるので柔軟に対応できますね。
持ち運びやすさ
BLUETTI EB3Aは、持ち運びやすい取っ手がついているので片手で楽に持てます。重さが4.6kgでだいたいスイカより少し軽いぐらいなので女性でも持ち運びやすいと思います。
これ以上大きく重いと両手で持ちたくなるぐらいになるので、ちょうどいい重さです。
ワイヤレス充電の性能
BLUETTI EB3Aはポータブル電源では珍しいワイヤレス充電機能を搭載しているので、こちらの性能も検証してみました。15Wの電力で充電可能です。
実際の充電時間はこちらです。
時間 | バッテリー残量 |
開始時 | 11% |
30分後 | 34% |
1時間後 | 61% |
1時間30分後 | 88% |
2時間後 | 100% |
iPhoneはバッテリー寿命を長持ちさせるために、80%を超えたあたりから高速充電からトリクル充電(低速充電)に切り替わります。後半の充電ペースは落ちるものの、2時間後には100%になりました。
ちなみにEB3Aをフル充電の状態でスマートフォンを約15〜20回分充電できますので、ポータブル電源としては十分な容量ですね。
ゲームでの給電能力
ポータブル電源はパワフルな出力が魅力なので、自宅でゲームをした場合どうなのか検証してみました。UPS(無停電電源装置)を内蔵しているので、停電をしてもEB3Aのバッテリーでゲームを続けてプレイすることができます。
どれだけ時間が持つのか検証してみます!
今回はPlayStation 4 Proと、モニターは4KモニターのBenQ EW2880Uを使ってみました。それぞれの最大消費電力は下記になります。
- PlayStation 4 Pro・・・最大310W
- BenQ EW2880U・・・最大130W
合計600W以内に収まっているので、問題なく使えますね。
消費電力はFIFA20をプレイして大体180W前後の消費電力でした。
検証結果ですが、満充電から電源が切れるまで1時間20分持ちました。
BLUETTI公式サイトに「稼働時間シミュレーター」があったので180Wで入力したところ、予測稼働時間が1時間12分だったのでだいたい合ってますね。
下記の公式サイトで稼働時間シミュレーターが使えますので、参考にしてください!
1時間以上あればセーブもして安全にゲームを終わらせられるので、UPSとしても優秀です。テレワークでも役立ちますね。
アプリの使用感
iOSとAndroidに対応したBLUETTIアプリを使えば、EB3AとBluetooth接続をしてバッテリー残量や消費電力をひと目で把握できます。
バッテリー残量はEB3A本体でも確認できますが、常に手の届く範囲にあるとは限らないのでわざわざ確認するのも面倒です。アプリで確認できれば、ちょっと離れた場所からもバッテリー残量をチェックできるので便利ですね。
ライトの明るさ
LEDライトを内蔵しているので、真っ暗な中どれだけ明るくなるのか検証してみました。結論から言えば、かなり明るいです。
LEDライトは弱・強・SOS救難信号の3モードあり、アウトドアで活用しやすい仕様です。ライトは白い壁から1m離せば直径約70cmぐらい明るく照らしてくれます。
普段よくiPhoneを懐中電灯代わりにして夜道を歩くことがあるのですが、壁から40cmぐらいの場所からライトを投影すると1m離れた箇所から照らしているEB3Aのほうが圧倒的に明るいことが分かりますね。
この明るさで10〜12時間照らすことができるので、一晩であれば十分ですね。
片手で持てるので、懐中電灯代わりでも十分な性能です。
EB3AについてのQ&A
- 電子レンジでも使えますか?
-
はい、最大600Wの給電能力があるので、電子レンジでも使用可能です。
- リン酸鉄リチウムイオン電池のメリットはなんですか?
-
コバルト酸リチウムや三元系材料は220℃以上で熱分解を起こし危険性が高いとされていましたが、リン酸鉄リチウムはリン(P)と酸素(O)の結合が強く安定しているため600℃まで熱分解が起こらないなど、安全性が大幅に向上しています。
- 放電サイクルはどれぐらいですか?
-
2,500回以上とされています。
- 防水性はありますか?
-
防水性はないので内部に水が入らないように使用してください。
まとめ
BLUETTI EB3Aは、ポータブル充電器の中でも軽量コンパクトなので女性でも持ち運びやすい機種です。持ち運びしやすいので屋外での使用、特に夜間ではLEDライトで懐中電灯の代わりにする用途でも活躍します。
給電性能も高く、モニターとゲーム機を約1時間以上駆動できる電力、ワイヤレスでスマートフォンを充電できる機能など日常生活でも活用しやすい仕様です。
いざという時のためにとりあえず1台お守り代わりに持っておきたいという方は、ぜひ検討してみてください!
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