- Polk Audio ES15の特徴
- Polk Audio ES15の使用感
- Polk Audio ES15をおすすめできる人
こんにちは!お家時間が増えてホームオーディオにハマっているたいしょん(@taishonpresso)です。
本記事では、Polk Audio Signature Elite ES15(以下Polk Audio ES15)をレビューしていきます。家で良い音で映画を観たい、ゲームをプレイしたいとなったときに、真っ先に手に入れておきたいのは音のいいスピーカーですよね。
僕はゲームをよくやるので、デスクの上に置ける高い設置性、オーディオ初心者ということもあり価格も抑えたい・けど音質に妥協したくないということでたどり着いたスピーカーがPolk Audio ES15でした。
結論として、購入して大満足です。120cm x 60cmのデスクに置いてもちょうどいいサイズ感で、かつペアで3万円台のコストパフォーマンスながら音のリアルさ、迫力も個人的に十分なスピーカーでした。
いい音で映画を観たり、ゲームをしたい方はぜひ参考にしてくださいね。
- デスクへの設置性は良い
- 実体感を持った声が特徴的な音質
- ゲームでも迫力のある低音
- 映画やアニメも迫力のある音質
- おしゃれなデザイン
- バナナプラグのピンは外しにくい
Polk Audio ES15の特徴
Polk Audio ES15は、Polk Audioのスピーカーの中でミドルクラスとなるSignature Elite シリーズのスピーカーです。
ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーターと5.25インチのマイカ強化ポリプロピレンドライバー、独自のPower Portテクノロジーを搭載するコンパクト・ブックシェルフ・スピーカーです。
- MONITOR XT シリーズ・・・オーディオ入門向けのシリーズ
- Signature Elite シリーズ・・・ミドルクラス
- RESERVE シリーズ・・・プレミアムな最上位シリーズ
カラーバリエーションはブラック・ブラウン・ホワイトの3色が用意されており、インテリアに合わせて選択可能です。
ドライバー | 2.5cm テリレン・ドーム・トゥイーター 13cm マイカ強化ポリプロピレンドライバー |
インピーダンス | 4Ω |
オーバーホール周波数特性 | 44Hz〜40kHz(ハイレゾ対応) |
外形寸法(高さ) | 30.48 cm |
外形寸法(幅) | 19.05 cm |
外形寸法(奥行) | 26.04 cm |
本体重量 | 5.9 kg |
Polk Audio ES15の外観レビュー
スピーカーはインテリアとしての側面もあるので、まずはPolk Audio ES15の外観をレビューしていきます。僕はブラックを選びましたが、スピーカードライバー周りのゴールドが映えるデザインでかなり気に入っています。
マグネットで取り外し可能なカバー(サランネット)も付属しており、カバーをすることで汚れを防ぎつつより落ち着いた外観にすることも可能。カバーをしたからと言って音がこもることも無いので、僕は汚れ防止にカバーを付けて使用しています。
ボディのキャビネットは木製で、ブラックでも木目のグラデーションが目立ちます。木目があることで高級感もあり、デザインへのこだわりが見られますね。角が丸くカットされており、明らかな”プロ向け感”を感じさせないどこかゆとりを感じさせるデザインです。角を丸くカットすることで、エンクロージャーに音が反射する回折を抑える効果もあります。
背面にはバスレフポートがあり、特許技術の独自形状で空気の歪や乱流を押さえています。ラッパのような形状で開口部の表面積を拡張し、コンパクトながら迫力のある重低音を実現しています。
壁掛け対応で、バスレフポート部分はしっかり空間が確保されていますので壁に密着させても音がこもりません。
接続端子はシングルワイヤーで、バナナプラグに対応したネジ式です。Polk Audio ES15はパッシブスピーカーですので、ボタンや余計な端子もないシンプルな構成です。
外観は一般的なブックシェルフスピーカーを踏襲していながら、バスレフポート部分や木目のあるデザインなど随所にこだわりが見られました。
設置時の共振を抑えるためのインシュレーターも8つ付属しています。僕の場合は付属のインシュレーターでも十分でした。
デザインはネット上で見たとおり満足のいくものでした。では実際の使用感はどうなのか、次の章で見ていきます。
Polk Audio ES15の使用感レビュー
ここからは、Polk Audio ES15の実際の使用感をレビューしていきます。使用機材はこちらです。Polk Audio ES15で音を楽しむために合わせて購入しました。
- アンプ・・・SONY STR-DH590
- ケーブル・・・音光堂 CANARE カナレ 4S6 バナナプラグ付ケーブル
SONY STR-DH590は3万円台の最安級AVアンプです。
音光堂は広島のメーカーで、国産の安心感で選びました。
デスクへの設置性は良い
Polk Audio ES15は、本格的なピュアオーディオながら奥行きが26.04cmとコンパクトなのでデスクへの設置性も高いです。
一般的に120cm x 60cmのデスクを使っている方が多い印象ですが、Polk Audio ES15を設置しても前に30cmは余裕があります。デスクマットを敷く、本を置くなどできる十分なスペースが確保できるので、デスクでの使用もおすすめです。
実体感を持った声が特徴的な音質
まずは、YouTubeの「THE FIRST TAKE」を見てボーカルの音質を検証しました。PHILE WEBなど様々なメディアで言われていたのが「ES15と最も相性の良い音源はヴォーカル」で、実際どうなのか聴いてみたかったからです。
結論から言うと、アンプ側の音場補正機能も相まって画面から声が浮かび上がるような、実体感を持った声が特徴的と感じました。
THE FIRST TAKEの森七菜さんの声を聴いてみましたが、音が画面中央に定位し、そこから声が自然な大きさで伝わってくるのでまるで本当にそばで歌ってくれているかのような錯覚を感じました。
解像感はありますが高音域のシャリ付きもなく、少しウォームで落ち着きのある音質ですので長時間聴いていても聴き疲れしにくいチューニングでした。
リスニング用途に最適化された心地よい音質です。
ゲームでも迫力のある低音
次にXboxでゲームをして重低音の迫力を聴いてみました。FPSゲームのFarCry 5は爆発音など重低音が生きてくる場面が多いですが、個人的に十分迫力のある低音が出ているように感じました。
胸にドンと来る深い重低音は感じないものの、ゲームの世界観を壊さない程度の適度な低音が出ており、爆発音、銃声などリアリティのある音がよりゲームの没入感を高めてくれます。
このあたりは、独自のPower Portテクノロジーが効いていると感じました。より低音が欲しい場合は、上位のES20かサブウーファーを買い足せば良さそうです。
デスク上でゲームをするのにぴったりな音質です。
映画やアニメも迫力のある音質
Fire TV Stick 4Kで映画やアニメも観てみました。元々モニターのEW2880Uに内蔵されているスピーカーで聴いていて特に不満を感じていなかったのですが、Polk Audio ES15につないで「同じアニメなのか?」という次元で音質が違っていてびっくりしました。
TVアニメ『SPY×FAMILY』を観ていたときは、ジャズのようなBGMが心地よく聴こえ、厚みのある中低域がドシッと支えてくれて思わず聴き入ってしまいました。ギターは特に聴き心地がよく、ただ音が鳴っているだけではなく弦を弾いてサウンドホールからボディに共鳴して音が出ることが感じ取れるほど立体感のある音です。ギターの弦を指でこする音がリアルで、思わずゾクゾクっとします。
セリフも聞き取りやすく、THE FIRST TAKEのときのように声優さんがそばで話してくれているかのような実体感のある声でかなりアニメの世界観に引き込まれました。
映画やアニメを観るのにも、迫力があって良いです。
デメリット
個人的にかなり満足していますが、デメリットを1点お話しておくとバナナプラグのピンが外しにくいです。説明書では爪で引っ掛ければ取れると書いてありましたが、爪で取ろうとすると確実に怪我のもとになりそうな固さでした。
対策として、マイナスドライバーで押し込みながらピンを外すとうまくいきました。もしPolk Audio ES15でバナナプラグを使用される方は、マイナスドライバーで外しましょうね。
実際にPolk Audio ES15を使用した限り、高い設置性と満足のいく音質でこのスピーカーがペアで3万円台で購入できることに驚きを感じています。
とはいえ僕だけがそう感じている可能性も。。。
ということで、次の章からは僕以外のPolk Audio ES15ユーザーがどのように感じているのか、実際の評判や口コミを集めてみましたので紹介していきます。
Polk Audio ES15の評判・口コミ
では僕以外のPolk Audio ES15ユーザーがどのように感じているのか、評判や口コミを集めてみましたので一部紹介していきます。
良い評判・口コミ
まず、Polk Audio ES15の良い評判・口コミを紹介していきます。
polk audioさんのキャンペーンで頂いたスピーカー Signature Elite ES15が届いた♪早速音出ししたけどやっぱ良い音!大事にします!
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Polk Audio ES15 USBスピーカーから変えたから音質のあまりの違いに感動してる
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新スピーカーのPolk Audio Signature Elite ES15、大きめの音にして色々試聴してみてる。 ハイレゾ音楽じゃなくても、低音の響きや高音の切れ味が明らかに上がって良い感じじゃ。 まあ先代がONKYO D-052TXというミニコンポ付属の格安スピーカーなので、比較するべきではない価格差ではあるのだが。
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ヨドバシさいたまでpolk audioのスピーカー試聴。最上位のReserveも良かったんだけど、MonitorXTとESシリーズは値段から考えられないような音が出る。というか安過ぎてびっくりする。ポイント込みでMXT15が2万ちょっと、ES15が4万切るっていいんだろうかこれ
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音質についてはかなり評判がよく、僕も口コミを参考にしてES15を選びましたが同じ感想です。
悪い評判・口コミ
悪い評判と口コミも探してみたのですが、特に見つかりませんでした。随時更新していきますが、購入された方の多くがコストパフォーマンスの高さに納得して満足感の高い表れだと感じています。
Amazonの評価を見てもほとんど星4か5の高評価ですので、購入して後悔することも少なそうですね。
Polk Audio ES15をおすすめできる人
Polk Audio ES15は下記の方におすすめできます。
- 小型のUSBスピーカーからのステップアップを考えている。
- デスクに置けてゲームや映画の没入感を高めてくれるスピーカーを探している。
- テレビやモニター内蔵スピーカーから卒業したい。
デスクへの設置性が高いので、ゲーミングモニターでゲームをプレイしたり映画を観るなどされる方はちょうどよいサイズ感です。
実は本格的なスピーカーを購入するのはPolk Audio ES15が初めてなのですが、音質についてかなり満足しているのでこのクラスのスピーカーを購入しておけば長く使えそうと感じています。
Polk Audio ES15のレビューまとめ
Polk Audio ES15は、ピュアオーディオながらデスクに置いても邪魔にならないコンパクトさながら、迫力のある音質を楽しめるスピーカーでした。
特にボーカルとの相性がよく、まるですぐそばで実際に歌手が歌ってくれているかのような実体感のある声でかなり没入感を高めてくれます。
もし身近に試聴できる店舗があれば、ぜひ一度聴いてみてほしいです。
少しでも気になった方は、コメントしていただいてもいいですし下記リンクで探してみてくださいね!
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