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私が初めてのミラーレス一眼カメラでオリンパス(OMデジタルソリューションズ)をおすすめする全理由

カメラメーカーの代表格といえば、キャノン、ニコン、ソニーなどがぱっと思いつく方が多いと思います。スポーツ撮影や報道などプロの世界で信頼を置かれているメーカーですし、CMも積極的に出している印象なので認知度も高いです。

私はどうかといえば、現在コンデジはRICOH GRG7X MarkⅡ(Canon)、そしてミラーレス一眼はOM-D E-M1 MarkⅡ(オリンパス)を愛用しています。レンズ交換式のカメラはいくつかあるのですが、なぜその中でもオリンパスというメーカーを選んだのかをご紹介します

この記事の対象者
  • これからレンズ交換式の一眼カメラを購入しようと考えている方
  • オリンパスの良さを再認識したい方
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オリンパスのカメラデザインに惚れた

あなたが例えば車を購入するとき、まず何を基準に選びますか?僕はデザインです。同じ値段でも、かっこいい見た目の車があればそちらを選びます。

カメラでも同じで、オリンパスの一貫したレトロかつメカメカしいデザインに私は惚れました。

12-100mmF4をつけたOMD

最初にE-M1 Mark IIに出会ったのは名古屋駅前のビックカメラです。カメラコーナーに訪れた際、凛として圧倒的な存在感を放っていたのがE-M1 Mark IIでした。

実際に手にとってみると、今まで触ってきたどの一眼カメラよりもグリップを自然に持てるという点で魅力的に感じました。

実はオリンパスは、このカメラデザインに並々ならぬこだわりを持っています。

持ちやすさに関しては以下のように紹介されていました。

E-M1 Mark IIのグリップは、握りやすくなるように高さのあるデザインにしただけでなく、片手で持ったときにも安定感が出るようにE-M1よりも指の引っかかり具合をよくしています。プロの写真家にヒアリングした際に、大きなレンズを装着した状態のカメラを右手でホールドしながら持ち歩くことが多いということをうかがいました。そうした使い方に対して、グリップに引っかかりがあるだけで安心感が違ってきます。

https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em1mk2/interview/feature3.html
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em1mk2/interview/feature3.html

前機種からブラッシュアップさせる際に、しっかりとプロの意見をきいたうえで持ちやすさを研究されています。メーカーとして当たり前なのかもしれませんが、ほんの少しの変化でも使い勝手が向上するならどんどん採用していこうという企業姿勢が見えました。

会員サービスのFotopusが良心的

各カメラメーカーは、会員サービスをそれぞれ持っています。

その中でもフォトパスはオリンパスが運営する写真コミュニティサイトで自分の撮った写真を投稿したり、会員の写真を見てコメントを付けたりとオリンパスユーザー同士、会員同士のコミュニケーションを広げる場になっています。

このフォトパスですが、私はこのあとご紹介するオーナーズケアプラスに入会している関係でプレミア会員になっています。

プレミア会員は以下のような内容です。

プレミア会員の内容
  • オリンパスオンラインショップご利用時にプレミア会員割引 5%が適用されます。
  • 人気商品を優先的に予約できる「プレミア会員優先予約」
  • プレミア会員限定クーポンを専用メルマガで不定期にご案内!
  • 投稿時のポイントが3倍に!
  • フォトパスフォトギャラリへの投稿枚数の上限が10枚→20枚に!
  • フォトパスサロンを開催できる!
  • プレミア会員限定キャンペーンに応募できる!
  • オリンパス製品の修理料金 30%OFF!

私はフォトパス主催の写真教室、オリンパスデジタルカレッジに参加したのですが、プレミアム会員の場合1000円ほど割引され、さらにそこから15%ポイントを使用して安く受講できました。

2時間プロの写真家から学べて3,400円、もちろんテキストもいただけます。非常に良心的な価格設定だと思います。

また、会員になってオリンパス主催のイベントに参加するとオリジナルグッズがもらえたりします。

こちらもデザインがかっこよくて、生地もしっかりと丈夫なものを使われていました。

オーナーズケアプラスの存在がカメラを積極的に持ち出したくなる

機種は限定されますが、OM-D E-M1 MarkⅡはオーナーズケアプラスという特別なメンテナンスパッケージが組まれています。内容は以下のような内容です。

オーナーズケアプラスの内容
  • 定期診断 (約 5,400円相当) × 2回
  • リフレッシュ整備 (最大約 32,000円相当) × 1回
  • 専用サポートデスク (無料) が利用可能
  • フォトパス プレミア会員 2年間延長(合計 6,048円相当)【プレミア会員さま向け特典】
  • 以下のサービス利用時における送料 (ピックアップサービス 1,620 円 / 1回あたり) が常に無料
  • 定期診断、リフレッシュ整備
  • オリンパスオーナーズケアプラス各サービス利用

私がフォトパスプレミア会員になったのは、この2年間の会員延長が受けられることが魅力的でプレミア会員になりました。また、専用サポートデスクでは会員にフリーダイヤルの電話番号が共有され、無料でカメラについて何でも相談できる制度があります。

ちなみに定期診断の具体的な内容は以下のような内容です。

定期診断の内容
  1. ボディの外観クリーニング
  2. 簡易動作点検
  3. シャッター速度、オートフォーカス等の精度点検
  4. 点検の結果、必要であればその調整
  5. ファームウェアバージョンアップ
  6. 充電池の点検

これらは1回につき5400円相当の定期診断を2回定期実施してくれます。もちろん送料はオリンパス負担です。このプランに入っていればこれから起こりそうな不具合も定期的に取り除いてくれますし、精密機器で様々なところに持ち運ぶので安心できます。

また、リフレッシュ整備も下記のような内容で実施してくれます。

リフレッシュ整備の内容
  1. 分解清掃点検
  2. 必要に応じて消耗部品の交換(主要な防塵防滴関連部品、シャッターユニットなど)
  3. 駆動部、摺動部のグリスアップ

カメラの右腕でもあるシャッターユニットを交換してくれるうえに、防水性能も新品同様にしてくれるのです。また、グリップが摩耗していたら交換もしてくれます。これもうほぼ新品じゃないですか!

このリフレッシュ整備の内容が、最大で32,000円相当の内容だそうです。

実はこれらの内容が入って、なんとお値段は21,600円です。オリンパスさんの儲けがあるのか心配な内容ですが、ここまで良心的なメーカーはなかなかないと思います。

マイクロフォーサーズであるということ

オリンパスのレンズ交換式カメラは、マイクロフォーサーズという規格のカメラです。この規格に非常に魅力を感じ、オリンパスに魅力を感じました。

オリンパスのカメラ設計の根底には、一眼レフカメラの「三悪」克服、つまりそれまでの一眼レフカメラが抱えていた「大きい」「重い」「シャッターの作動音、ショックが大きい」という3つの欠点の克服があります。

では、マイクロフォーサーズの魅力をご紹介します。

レンズ設計がコンパクトにできる

レンズ交換式の一眼カメラ用レンズは、コンパクトカメラと違いレンズを沈胴することが難しいため出っ張ります。また、性能の高いレンズであればあるほど、一般的に大きくなる傾向があります。マイクロフォーサーズ規格はフルサイズ規格のセンサーより1/4の大きさになります。

このセンサーの大きさがポイントで、例えばフルサイズレンズで300mmの焦点距離を持ったレンズをマイクロフォーサーズで使用すると600mmになるんです。つまり、同じ焦点距離を持ったレンズを開発する際にフルサイズレンズの半分の焦点距離のレンズを開発すれば同等の画角が得られるので、小さくできます。

私はRICOH GRを使用している都合上なるべく小さめのカメラのほうが嬉しいので、このマイクロフォーサーズという規格はコンデジから初めて一眼に移る方にとって最適かなと感じています。

本体もコンパクトで仕事用のバッグに入れてもかさばらない

マイクロフォーサーズを選ぶ一番の理由は、やはりシステム全体をコンパクトにできるということです。

私はOM-D EM-1 Mark2を使用していますが、単焦点レンズを着けると以下の写真のようにコンパクトに収まります。

カメラ上達の道として場数を稼いでひたすら感覚を掴むのが最短だと思いますが、これなら仕事用のバッグに入れて昼休みや仕事帰りにも撮影することができます。

初心者におすすめできるのは、システムがコンパクトで持ち運びしやすいため場数を稼げるからです。

もっと言えばRICOH GRのようなコンデジのほうがいいのかもしれませんが、夜景ではブレる写真を量産しますしいざという時にズームができなかったりするので、一眼を携帯できるならその方がいいですよね。

ボケすぎないところがスナップにも動画にもいい

RICOH GRで普段撮影している都合上、ボケて欲しいときもあれば背景もちゃんと写って欲しいときもあります。マイクロフォーサーズは実はRICOH GRに搭載されているAPS-Cセンサーよりも小型なので、同等性能のレンズを使用するとそこまでボケません。

フルサイズカメラが風景写真(特に山登りなど)にあまり適さないと言われていますが、重さに加えてボケない写真を撮影することが難しいという点があります。

https://capa.getnavi.jp/report/308459/

なので、写したいものをしっかり記録できるマイクロフォーサーズがちょうどいいです。

また、動画を撮影する場合でも大きなメリットがあります。被写界深度がフルサイズカメラより浅いということは、それだけ絞ることなくピントが奥まで合いやすいです。つまり風景動画の撮影であったり、なるべくピントを外したくない被写体がある動画撮影であればマイクロフォーサーズの方が有利です。

センサーを小型化することで強力な手ブレ補正を実現している

オリンパスの手ブレ補正はかなり強力であると言われていますが、センサーサイズを小型化することでセンサーごと動かして補正できるボディ内手ブレ補正を実現しているからと言われています。

被写体ブレの補正は厳しいですが、夜間に手持ちで2秒露光も夢ではありません。手持ち5秒で撮影してもほとんどぶれていなかったという報告も上がっています。

https://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1701/20/news047.html

RICOH GRのような手ブレ補正を持たないカメラを使用して鍛えているからこそ、逆に手ブレ補正が強力なカメラを持ったらもっと表現の幅が広がるのではないかと思いました。

被写体にかなり寄れる

オリンパスのマイクロフォーサーズレンズは、フルサイズレンズに比べ最大撮影倍率が2倍になります。つまり、センサーに写る像の大きさが倍ということなので、結果的に被写体にかなり寄れるということです。

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【悪魔のレンズ】オリンパス 12-100mm F4.0はなぜ「悪魔のレンズ」と呼ばれているのかレビューしてみる 悪魔のレンズこと、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROがなぜ悪魔のレンズなのか、考察していきます。

悪魔のレンズこと「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」をレビューした際に紹介しましたが、望遠レンズで最大撮影倍率が0.6倍というフルサイズではありえないような性能を出してくれます。

https://photosku.com/archives/2214/#:~:text=%E3%80%8C%E6%9C%80%E5%A4%A7%E6%92%AE%E5%BD%B1%E5%80%8D%E7%8E%87%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC,%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95%E3%81%A7%E5%86%99%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

僕の大好きな瀬戸さんも愛用していますが、かなり寄れるということを強調されています。

物撮りを行う際に便利なので、マイクロフォーサーズ規格の大きな利点と言えます。

センサーにゴミがつきにくい高いダストリダクション性能

オリンパスのミラーレス一眼全般に言えることですが、他社のカメラに比べて圧倒的にセンサーにゴミがつきにくいと言われています。

実はこの「ダストリダクションシステム」はオリンパスが発明した技術で、「塵除去装置搭載デジタル一眼レフカメラの発明」が、「平成22年度全国発明表彰」で特別賞・朝日新聞発明賞を受賞しています。

パナソニックでも同じじゃないか?と思われるかもしれませんが、下記の記事では「先日、研修でオリンパスの方から聞いたのですが、同じSSWFでもオリンパスのほうがダスト除去性能が優れているそうです。」とパナソニックの半被を着た方が語っていたそうです。

フルサイズ一眼のa7mark3も気になっていてレビューをよく見ていたのですが、センサーにホコリが付着しやすいというレビューをよく見かけます。

現状のオリンパスのダストリダクションシステムは30,000回/秒以上で振動してゴミを落とすので、かなりすごいですよね。

レンズ交換に慣れていない初心者やアマチュアの方でも気軽にレンズ交換を楽しめる部分は非常に魅力的だと感じています。

オリンパスのカメラは初心者・アマチュアにこそおすすめ!

オリンパスのカメラはキャノンやニコンよりもプロフェッショナルというよりどちらかというと一般消費者向けにカメラの楽しさを知ってほしいという思いが強いカメラメーカーだと考えています。

それはマイクロフォーサーズでコンパクトなカメラをいつでも持ち運んでほしいという思いや、オーナーズケアプラスで長く使ってほしいという思いが受け取れるからです。

航空祭で飛行機を撮影をしていたとき、三脚に大砲のようなレンズ(何十万もするんでしょうね)をつけたカメラを持って撮影していた人たちを横目に、5万円もしない「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」というレンズで歩きまわりながら撮影していました。こんなに撮影が楽しいのか、航空祭が楽しいのかとオリンパスのカメラに触れたことで実感できました。

退役したF-4

ぜひ皆さんもオリンパスのカメラで楽しいカメライフ(造語です)を楽しみましょう(^^)

オリンパスは2020年内で映像事業の譲渡を完了する予定

オリンパスは6月24日、カメラの製造販売を行う映像事業を国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に譲渡すると発表しました。月30日までに最終契約を結び、12月31日までの取引完了を目指す予定です。オリンパスの映像事業は2018年3月期から3期連続で赤字を計上していました。

これにより「オリンパス」というカメラブランドが消滅し、かつてミノルタの「a」のように「OM-D」や「PEN」が残ることが予想されます。

Fotopusの終了やレンズ価格の値上げで事業譲渡が噂されていたので、このタイミングで発表があったことはショックでした。

かつてのSONYのVAIOも同様の方法で事業を譲渡し、好調ではあるので同じように成功を願っています。

オリンパスのカメラ・レンズをレンタルするならGOOPASSがおすすめ

カメラ機材を購入する前に、まずはレンタルをして実際の使用感を試してみることをおすすめします。

たいしょん

僕はGOOPASSを使っています!

GOOPASSのおすすめポイント
  • 1000種類以上のカメラ機材から好きなものをレンタルできる。
  • 次の契約更新まで何度でも機材の入れ替えが可能。
  • レンタル期間の成約がないので満足するまで好きな機材を使い込める。

10までのレベルがあり、パスのレベルによって借りられる機材も変わります。

パス月額料金(税込)利用できる機材のRank
Lv1パス6,380円Rank1のみ
Lv2パス10,780円Rank1~2
Lv3パス15,180円Rank1~3
Lv4パス19,580円Rank1~4
Lv5パス26,180円Rank1~5
Lv6パス32,780円Rank1~6
Lv7パス43,780円Rank1~7
Lv8パス54,780円Rank1~8
Lv9パス87,780円Rank1~9
Lv10パス109,780円Rank1~10
たいしょん

カメラ機材は高い買い物なので、まずはレンタルで試してみませんか?

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