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HUAWEI FreeBuds Pro 2 レビュー|iPhoneユーザーでも満足できる完全ワイヤレスイヤホン

HUAWEI FreeBuds Pro 2
この記事で分かること
  • HUAWEI FreeBuds Pro 2の特徴
  • HUAWEI FreeBuds Pro 2の実際の具体的な使用感
  • HUAWEI FreeBuds Pro 2の良いところ・気になったところ(メリット・デメリット)

こんにちは!AirPods Proユーザーのガジェットブロガーたいしょん(@taishonpresso)です!

本記事では、HUAWEIの新作完全ワイヤレスイヤホン、HUAWEI FreeBuds Pro 2をレビューします。僕はiPhoneユーザーということでAirPods Proをメインで使用していますが、HUAWEI FreeBuds Pro 2はAirPods Pro購入以降初めてメインで使用しても良いと感じるほどできの良い完全ワイヤレスイヤホンでした。

その理由は下記です。

  • 高級オーディオメーカー監修のチューニングで高音質
  • 高いノイズキャンセリング性能
  • AirPods Proに並ぶ自然な外音取り込み機能
  • AirPods Proに並ぶ快適な装着感
  • 2同時接続マルチポイント機能

特に外音取り込み機能の自然さでAirPods Proに勝る機種は今まで経験したことがありませんでしたが、HUAWEI FreeBuds Pro 2はAirPods Pro並に自然でびっくりしました。

たいしょん

AirPods Proは円安で5,000円以上値上がりしましたし、僕はAppleユーザーにもHUAWEI FreeBuds Pro 2をおすすめします。

実際にiPhoneを使ってHUAWEI FreeBuds Pro 2を1週間使用してみましたので、実際に感じたメリットやデメリットを含め感想をレビューしていきます。

HUAWEI FreeBuds Pro 2
総合評価
( 5 )
メリット
  • iPhoneでも高音質を楽しめる
  • 高いノイズキャンセリング性能
  • 外音取り込み機能がかなり自然
  • 装着感は長時間でも痛みがなく良好
  • イヤホン本体でコントロール操作可能
  • ワイヤレス充電に対応
  • マルチポイント接続で2台のデバイスを同時接続可能
デメリット
  • 音道管の形状が独特で他社製イヤピースが使いづらい
  • イヤホン本体を取り出しづらい(すぐ慣れる)
  • シルバーフロストの場合皮脂汚れが目立つ
HUAWEI(ファーウェイ)
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タップできるもくじ

HUAWEI FreeBuds Pro 2の概要

HUAWEI FreeBuds Pro 2は、フランスの高級オーディオメーカーDEVIALET社と共同開発した音質にこだわって作られた完全ワイヤレスイヤホンです。

ファーウェイ独自に設計したマイクロ平面振動板ドライバーを完全ワイヤレスイヤホンとしては初めて採用し、低音は14Hzまで、高音は48KHzまでの周波数に対応。ハイレゾ級音質のBluetoothコーデックであるLDACにも対応した、妥協のない高音質イヤホンです。

HUAWEI FreeBuds Pro 2
主な特徴
  • 新開発のマイクロ平面振動板ドライバー
  • DNN通話ノイズリダクション
  • トリプルマイクによるアクティブノイズキャンセリング
  • アダプティブEQ
  • フランス発高級音響メーカーDevialet社チューニング
  • LDAC対応のハイレゾ級音質
  • マルチポイント対応
たいしょん

iPhoneにも対応しているHUAWEI AI Lifeアプリで様々な便利機能が使えます。

HUAWEI AI Life

HUAWEI AI Life

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電池容量各イヤホン: 55 mAh (min.)
充電ケース: 580 mAh (min.)
音楽連続再生時間イヤホン単体の音楽再生時間: 
6.5時間(ノイズキャンセリングOFF時)
4時間(ノイズキャンセリングON時)

充電ケース併用時の音楽再生時間
30時間(ノイズキャンセリングOFF時)
18時間(ノイズキャンセリングON時)
充電有線充電:USB Type-C(5V/0.5A以上)
ワイヤレス充電:Qi規格(2 W)対応
充電時間イヤホン 
約40分(充電ケースに入っている時)
 
充電ケース 約1時間(有線でイヤホンが入っていない時)
約2時間(無線でイヤホンが入っていない時)
ドライバーデュアルドライバー:
φ 11 mmダイナミックドライバー + 独自開発のマイクロ平面振動板ドライバー
再生周波数帯域:
14 Hz ~ 48 KHz
耐水イヤホン本体:
IP54
Bluetooth®コーデックLDAC / AAC / SBC
カラーバリエーションシルバーブルー,シルバーフロスト(※Amazon限定モデル),セラミックホワイト
仕様表

HUAWEI FreeBuds Pro 2の外観・付属品

ここからは、HUAWEI FreeBuds Pro 2を開封しながら外観や付属品を見ていきます。

HUAWEI FreeBuds Pro 2
ハイレゾマークとDEVIALETのロゴが記載されている

HUAWEI FreeBuds Pro 2の付属品は下記の物が揃っています。

  • イヤホン本体
  • イヤーチップ(3サイズ)
  • 充電ケース
  • USB Type-C充電ケーブル
  • クイックスタートガイド
  • 保証とアフターサービスのご案内
HUAWEI FreeBuds Pro 2の付属品が並んでいる
付属品

ケース本体は丸っとした手に馴染む形状で、「HUAWEI DEVIALET」の文字が書かれている部分が鏡面加工されていて高級感があります。ただしふとした瞬間に滑ってケースを落としそうなので、別途ケースカバーは着けておきたいですね。

HUAWEI FreeBuds Pro 2のケースを持っている
丸みのあるケース

今回はAmazon限定モデルのシルバーフロストを選びましたが、ケースもイヤホン本体も含め鏡面加工されていてガンメタ好きにはたまりません。

たいしょん

光にかざしたときの光沢感がたまりません!

HUAWEI FreeBuds Pro 2のイヤホン本体
イヤホン本体

ケースとイヤホン本体を合わせた重量は64.37g、イヤホン本体(片側)は6.21gでした。

ケースと本体の重量は64.37
イヤホン本体(片側)の重量は6.21g

ケース本体のサイズは68.1mm(幅) x 47.0mm(高さ) x 22.1mm(厚み)で、一般的な完全ワイヤレスイヤホンのケースと同等のサイズです。

スクロールできます
ケースの幅は68.1mm
ケースの高さは47.0mm
ケースの厚みは22.1mm

特に人気のあるAppleのAirPods Pro、SONYのWF-1000XM4と並べてみましたが、HUAWEI FreeBuds Pro 2も同等のサイズ感ですね。

HUAWEI FreeBuds Pro 2とAirPods ProとWF-1000XM4が並んでいる

HUAWEI FreeBuds Pro 2の使用感レビュー

ここからは、HUAWEI FreeBuds Pro 2を実際に1週間使用してみて感じたことをレビューしていきます。

iPhoneでも高音質を楽しめる

HUAWEI FreeBuds Pro 2は、ファーウェイ独自に設計したマイクロ平面振動板ドライバー11 mmクアッドマグネット・ダイナミックドライバーのデュアル構成になっており、iPhoneで使っていても音質がかなりいいです。

また、Devialet社との共同制作でチューニングされたサウンド効果も搭載し、ハード面とソフト面で高音質をサポートしています。自分でもイコライザーで音質を調整できますが、個人的にデフォルトのサウンド効果でも十分でした。

実際にiPhoneで音楽を聴いてみましたが、音のクセが少なく、長時間聴いていても聴き疲れしにくい音質に感じました。こう聞くと面白みのない音なんじゃないかと思われがちですが、アコースティックギターのカッティングの音、ボーカルの息遣いなど、細かな音もしっかりひろって有線イヤホンで聴いているんじゃないかと錯覚するほどいいです。

音の広さ(音場)は広くもなく狭くもない感じで、普段開放型のヘッドホンを使っている方は狭く感じるかなというほどです。低音の量感はそれほど多くなく、SONYのWF-1000XM4などに比べてタイトでしまった低音です。

たいしょん

クラシックより、J-POPや洋楽に合うチューニングです。

高音
中音
低音
各音域の評価

また、音質に直接関わってくるのがイヤピースとの相性ですが、HUAWEI FreeBuds Pro 2はアプリで「イヤーチップの適合度テスト」ができます。これにより、自分の耳にあったイヤピースをテストして選択可能です。

イヤーチップの適合度テストの画面
たいしょん

左右で耳穴の大きさが違う場合もあるので、テストで自分にぴったりなものを選べるのはいいですね。

高いノイズキャンセリング性能

HUAWEI FreeBuds Pro 2は、3つの高感度マイクを搭載50Hz ~ 3000Hzでのノイズキャンセリングを実現しています。

正直ノイズキャンセリング性能はメーカーの謳い文句では当てにならないので、実際に車に乗ってテストしました。

これすごいです。

カーナビから聴こえてくるアナウンスはしっかり聴こえるのですが、車の「ゴォーーーッ」という騒音が電気自動車並の騒音まで静かになります。

車の騒音も消してくれる

例えば電車なら、降りる駅を逃さないようにアナウンスはしっかり聞いておきたいもの。それでいて不快な騒音を消して音楽にしっかり集中できるようにしたいというシチュエーションですよね。

HUAWEI FreeBuds Pro 2なら、騒音を消しつつアナウンスも聞こえやすいという絶妙なノイズキャンセリングのチューニングなので通勤通学にかなりおすすめです。風切り音もかなり抑えられており、風が吹いて「ボフッ」となりません。

たいしょん

ノイズキャンセリングは周りの音を拾ってノイズを消しているので、特に風切り音って気になるんですよね。

ノイズキャンセリングの機能も、ダイナミック・くつろぎ・標準・ウルトラの4つのモードが用意されており、状況に応じて設定可能です。

ダイナミック周囲の状況に合わせてノイズキャンセリングを自動的に調整。
くつろぎ図書館などの静かな環境では、エアコンやパソコンなどのノイズの存在を低減します。
標準カフェなどのざわざわした空間でもプライベートな空間を演出します。
ウルトラ公共交通機関利用時の低周波ノイズを大幅に低減します。
ノイズキャンセリングの種類

個人的に、AirPods ProやWF-1000XM4に並ぶノイズキャンセリング性能に感じました。

外音取り込み機能がかなり自然

HUAWEI FreeBuds Pro 2を使っていて一番驚いたのが、外音取り込み機能です。本音を言えば、AirPods Proの驚異的な外音取り込み機能に並ぶ自然さです。

実際に様々な雑音が混じっているスーパーマーケットで試してみましたが、人の声、音の鳴る方向、全てがまるでイヤホンをしていないかのように聴こえ、感動しました。

スーパーマーケットで外音取り込み機能を試している様子

今まで様々な完全ワイヤレスイヤホンで外音取り込み機能を試してきましたが、満足できた機種はAirPods Proと今回のHUAWEI FreeBuds Pro 2のみです。

たいしょん

よく外出される方は、AirPods Proより安価で同等の自然な外音取り込み機能を有しているHUAWEI FreeBuds Pro 2がおすすめです。

装着感は長時間でも痛みがなく良好

HUAWEI FreeBuds Pro 2の装着感ですが、長時間使用しても耳が痛くならずかなり良好です。実は購入してから5時間つけっぱなしで生活していたのですが、耳が痛くなることはなく快適でした。

個人的に装着感に満足しているAirPods Proと比べると、形状がかなり近くて(ポケモンのマダツボミのような形状)納得です。

AirPods Proに形状が似ている

イヤピースも楕円形になっており、耳穴にフィットする形状。音道管もAirPods Proのように奥まっている形状なので、AirPods Proと似たような快適な装着感でした。

楕円形で耳へのフィット感がいいイヤピース

イヤホン本体でコントロール操作可能

HUAWEI FreeBuds Pro 2は、スマートフォンを取り出さなくてもイヤホン本体側でコントロール可能です。上下のスワイプ操作と、ピンチ(イヤホン本体をつまむ)に対応しています。

上下にスワイプ
ピンチ(イヤホン本体をつまむ)

主に、下記のコントロール設定が可能です。

1回ピンチ(着信・通話中)電話に応答/終了
2回ピンチ(着信・通話中)着信を拒否
1回ピンチ再生/一時停止
2回ピンチ次の曲
3回ピンチ前の曲
ピンチのコントロール一覧

アプリを使用すれば、どの操作にどの機能を割当するかを設定可能ですので、自分の使いやすい設定にカスタマイズできます。

AirPodsと似た操作系なので、Appleユーザーにも受け入れられやすいと思います。

ワイヤレス充電に対応

HUAWEI FreeBuds Pro 2は、USB充電のほかワイヤレス充電に対応しています。Qi対応充電器であれば、有線充電より時間はかかりますが、2時間程度で満充電できますので実用的です。

Qiとは?

「Qi」という規格に対応したスマートフォンやタブレットなどの端末と、充電台を用意すると、充電台に置くだけで充電ができるんですよ。

Qiは「電磁誘導方式」と「磁界共鳴方式」を組み合わせた国際標準規格で、「チー」は中国語で目に見えない力を表す「気」という意味です。

引用元:NTT西日本

有線で充電をしていると、ケーブルの抜き差しでケースに傷がつくこともあるので、ワイヤレス充電はかなり重宝しています。

たいしょん

置くだけで充電できるとケーブルいらずで楽です!

HUAWEI FreeBuds Pro 2の気になったところ(デメリット)

ここからは、HUAWEI FreeBuds Pro 2の気になったところ(デメリット)も紹介します。

音道管の形状が独特で他社製イヤピースが使いづらい

HUAWEI FreeBuds Pro 2は、音道管(ステム)の形状が一般的な円筒形状ではないため、他社製のイヤピースが使いづらいです。音質の変化を楽しむためにJVCのスパイラルドットや、SpinFitといったイヤピースに交換することがあるので、少し残念でした。

Appleユーザーの僕はこの音道管の形状に既視感があり、試しにAirPods Proのイヤピースを装着したところピッタリハマりました。

AirPods Proのイヤピースと似ている
AirPods Proのイヤピースが装着できる

しかし肝心の音は低音がスカスカで、装着感はいいものの「HUAWEI FreeBuds Pro 2でAirPods Proのイヤピースが使える!」とは言い難いです。

たいしょん

Jabra Elite 85t用のイヤピースが使えますので、他のイヤピースを試したい方は選ぶ際に気をつけてください。

イヤホン本体を取り出しづらい(すぐ慣れる)

HUAWEI FreeBuds Pro 2をケースから取り出すとき、滑ってイヤホン本体を取り出しづらいと感じることがありました。

AirPodsなどは上からつまんでケースからイヤホン本体を取り出していたので、そのやり方ではHUAWEI FreeBuds Pro 2はつかめませんでした。

対応策として、下記のイメージのようにケースを開いたらイヤホン本体を奥から手前に押すようにして取り出すとスムーズに取り出せました。

イヤホン本体を奥から手前に押すようにして取り出す
たいしょん

僕はすぐに慣れました!

シルバーフロストの場合皮脂汚れが目立つ

今回はAmazon限定色のシルバーフロストを購入しましたが、ちょっと触れただけでも皮脂汚れが目立つのが気になりました。

服で拭き取れば汚れはすぐに落ちますが、高級感のある鏡面ボディとトレードオフですね。

シルバーフロストは皮脂汚れが目立つ
たいしょん

汚れが気になる場合はセラミックホワイトのカラーを選ぶといいでしょう!

HUAWEI FreeBuds Pro 2のレビューまとめ

結論として、HUAWEI FreeBuds Pro 2は、AirPods Proをメインで使用しているiPhoneユーザーでも満足できる機種でした。外音取り込み機能もAirPods Pro並に自然で、値上がりしたAirPods Proを購入するならHUAWEI FreeBuds Pro 2の方がおすすめできるほどのできに仕上がっているように感じました。

HUAWEI FreeBuds Pro 2の良いところ(メリット)と残念なところ(デメリット)は下記のようにまとめました。

良いところ
(メリット)
気になったところ
(デメリット)
  • iPhoneでも高音質を楽しめる
  • 高いノイズキャンセリング性能
  • 外音取り込み機能がかなり自然
  • 装着感は長時間でも痛みがなく良好
  • イヤホン本体でコントロール操作可能
  • ワイヤレス充電に対応
  • マルチポイント接続で2台のデバイスを同時接続可能
  • 音道管の形状が独特で他社製イヤピースが使いづらい
  • イヤホン本体を取り出しづらい(すぐ慣れる)
  • シルバーフロストの場合皮脂汚れが目立つ
たいしょん

間違いなく今年のベストバイに入るイヤホンでしたので、ぜひ一度お試しください!

HUAWEI(ファーウェイ)
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HUAWEI FreeBuds Pro 2

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