こんにちは!最近スマートホーム化にハマっているたいしょん(@taishonpresso)です。
本記事では、Apple HomeKitや白色光に対応したLEDテープライト、Tapo L930-5をレビューします。
- Tapo L930-5の特徴
- Tapo L930-5の実際の使用感レビュー
- Tapo L930-5とTapo L920-5の違い
工事をしなくても安価で手軽に間接照明を使用できるテープライトですが、特にマルチカラー対応の製品は様々な色のライティングが楽しめるので重宝しています。
しかし、マルチカラー対応のテープライトにも苦手なものがあります。それが、白色の表現です。従来のマルチカラー対応のテープライトはRGBのLEDで白色を表現するため、少し濁ったような白色になります。
今回紹介するTapo L930-5は、マルチカラー対応のテープライトが苦手としていた白色を新たに白色LEDを追加することで克服。より多彩に使える万能ライトに進化しました。
従来のテープライトと比較しつつ、徹底レビューしていきますね!
- Siri対応でiPhoneやHomePodでも音声操作可能
- 50パターンのカラーゾーンを設定してライティングの幅が広がる
- Tapoアプリで直感的に操作できる
- 音声シンクロで映画やゲームの臨場感が増す
- スケジュール機能が便利
- 白色LED搭載でより自然な白色を表現できる
- 25,000時間の長寿命かつ3年保証付き
- 曲げづらいため貼りにくい
- アプリがなければ使いづらい
- 防水性はない
Tapo L930-5の特徴
Tapo L930-5は、Apple HomeKitや白色光に対応したLEDテープライトです。GoogleアシスタントやAmazon Alexaへの対応はもちろん、Apple HomeKitに対応したことで「Hey Siri」で音声操作できるようになりました。
その他の主な特徴は下記です。
- カラーゾーン:各LEDの色を自由に変えられるので、シーンに合わせてお好みの雰囲気に設定できます。
- 白色LED:白色光にも対応したので、より実用的に幅広く利用することができます。
- 多彩なエフェクト:Tapoアプリから自分で設定したり、様々なテーマのプリセットから選択したりして楽しめます。
- 音声シンクロ:ビートに合わせて変化するライティングで気分を盛り上げましょう。
- Apple HomeKit対応:HomeKitを使用してSiriでコントロールすることができます。
- 音声コントロール:GoogleアシスタントやAmazon Alexaにも対応しているので手放しでも操作可能です。
- コーティング加工:テープライトの表面は高品質のPUコーティングで保護されています。
- ハブは不要:WiFi経由で接続できるので、専用のハブや機器を別途用意する必要はありません。
- かんたん設定:アプリの画面表示に沿って設定し、お好きな場所に貼り付けるだけで使い始めることができます。
製品寸法 | 5000×10×3.0 mm |
---|---|
取得した認証 | CE, FCC, IC, JRF, VCCI, RCM, NCC, BSMI, RoHS |
動作環境温度 | -15 ºC~ 40 ºC |
動作環境湿度 | 10%~90% RH, 結露を避けてください |
重量 | 285~370 g |
パッケージの寸法 | 231.5×68.5×204.5 mm |
消費電力 | 13W |
Wi-Fi プロトコル | IEEE 802.11 b/g/n |
Wi-Fi 周波数 | 2.4GHz |
調光 | 1%~100%(アプリやクラウド使用時のみ) |
Tapo L930-5とTapo L920-5の違い
従来品のTapo L920-5と新型のTapo L930-5の違いは、Apple HomeKitと白色光に対応したという違いです。また、その分価格もTapo L920-5より1,000円上がっています。
製品名 | Tapo L930-5(本製品) | Tapo L920-5 |
ICチップ | あり | あり |
カラー | (白色LEDつき) | マルチカラー対応マルチカラー対応 |
カラーゾーン設定 | あり | あり |
PUコーティング | あり | あり |
Siri対応 | あり | なし |
長さ | 5m | 5m |
Amazon参考価格(税込) | 6,400円 | 5,400円 |
Tapo L920-5とTapo L930-5を比較すると、下記のイメージのようにTapo L930-5に白色LEDが追加されていることが分かりますね。
また、電源スイッチ裏にはHomeKit追加用のQRコードがあることが分かります。
1,000円の価格差がありますが、Tapo L920-5と新型のTapo L930-5のどちらに向いているかは下記の違いで決めていいと思います。
Tapo L920-5も気になる方は下記の記事もご覧ください。
Tapo L930-5の外観・付属品
では、今回レビューするTapo L930-5を開封しながら外観や付属品をチェックしていきましょう。
付属品は下記のものが揃っています。
- LEDテープ本体
- 電源スイッチ
- ACアダプター
- 3Mの両面テープ x 2
- 説明書
電源スイッチは、ボタンが大きく押しやすくなっています。電源スイッチの上部にACアダプターと接続する端子があります。
ACアダプターの長さは1.5mで、電源スイッチのケーブルと合わせれば2m以上の長さになります。
3Mの両面テープは、電源スイッチを貼り付ける用途で使用します。
テープライト本体は巻取り式になっており、使わないときも収納しやすくなっています。テープ裏は両面テープになっており、そのまま好きな場所に貼り付け可能です。
テープにカラーLEDと白色LEDがついており、交互に配置されています。
Tapo L930-5の使用感レビュー
では、実際にTapo L930-5を使用してみて感じたことをレビューしていきます。
今回も、Tapo L920-5のときと同様にテレビ裏にLEDテープライトを貼って検証しますので、結束バンドでテレビ裏にLEDテープライトを貼る方法が知りたい方は下記の欄をクリックして見てください。
白色LED搭載でより自然な白色を表現できる
Tapo L930-5は、1,000ルーメンの白色光に対応し、従来のマルチカラー対応のテープライトより自然な白色を表現できるようになりました。実際にTapo L930-5と従来品のTapo L920-5の白を比較してみましたので、ご覧ください。
両者を比較すると、Tapo L920-5はRGBのLEDを組み合わせて白を表現しているため、濁ったような色味になります。しかしTapo L930-5は白色光用のLEDを単独で搭載しているため、濁りのない自然な白色となりました。
Tapo L930-5がきれいで自然ですね!
白色LEDとマルチカラーを組み合わせて、例えば下記のように色温度の低い白も表現可能です。先ほどのTapo L920-5の白に近いですね。
これならリビングなど、白色光中心の照明を使っている部屋でも使いやすいと感じました。
Siri対応でiPhoneやHomePodでも音声操作可能
Tapo L930-5は、従来までのGoogleアシスタントやAmazon Alexaに加えてApple HomeKitに対応しているためiPhoneやHomePodで音声操作が可能です。
Apple HomeKitとは、Appleの開発しているスマートホームの基盤のことです。対応製品であればAppleデバイスから遠隔操作や自動操作が可能で、Siriといった音声操作も可能です。
例えば、下記のようにiPhoneに話して音声操作可能です。
Hey Siri、テレビライトを100%にして
Hey Siri、テレビライトを消して
「100%にして」や「50%にして」と話せばTapo L930-5の明るさを調整できます。また、「ライトをつけて」や「ライトを消して」と話せば点灯・消灯が可能です。
また、Appleのホームアプリで点灯や消灯も可能です。後述する「Tapoアプリ」の方が便利ですが、Tapo以外のHomeKit対応デバイスをお持ちの方はまとめて操作できるので便利ですね。
Tapoアプリで直感的に操作できる
Tapo L930-5は、Tapoアプリを使うことでライトのオンオフや色を変えるなど、様々な機能を使用できます。下記イメージの左側はTapoアプリのトップページですが、複数台のTapoデバイスをワイヤレスで一括操作できます。
右側は明るさ、色調整の画面ですが、ライトのオンオフを遠隔操作したり1,600万色の中から好きな色設定ができるなど楽しめます。
アプリから色を設定するとこんな雰囲気にライティングできます。
アプリの使いやすさは魅力ですね。
50パターンのカラーゾーンを設定してライティングの幅が広がる
Tapo L930-5はICチップを搭載し、50パターンのカラーゾーンを設定することで従来より細かくライティングの設定が可能になりました。
実際のアプリの設定画面はこのようなイメージで、50箇所の色を任意の色に変更できます。
通常のLEDテープライトより個性的な配色ができますので、とことん設定を追い込んでみたい人にはぴったりな機能です。
音声シンクロでゲームも臨場感たっぷり
Tapo L930-5は他のTapoのテープライトと同様に、「音声シンクロ」を使用可能です。音声シンクロ機能によってゲームの効果音によって明るさが変わり臨場感が増しました。まるでゲーミングモニターならぬゲーミングテレビになった感覚です。
以前Tapo L920-5で音声シンクロを試した動画がありますのでご覧ください。
音声シンクロはTapoアプリで設定でき、1,600万色から自由に設定可能です。また、明るさも0〜100%で調整でき、最大輝度を調整できます。
ちなみにTapo L930-5にマイクが付いているわけではないので、アプリを立ち上げてスマートフォンのマイクで音声を拾う必要があります。
音声シンクロはスマホが必須ですが、ゲーミング用途にピッタリですね。
スケジュール機能が便利
Tapo L930-5は、時間を指定してLEDライトの点灯、消灯の設定が可能です。下記のイメージのように、日の出や日没に合わせたスケジューリング、時間や曜日を指定して設定できます。
例えば寝る前の11時に点灯して、就寝しそうな1時に消灯するようにセットしておけば自分で電気を切らなくても自動で消してくれます。
家の電球をTapoで揃えておきたくなるほど便利です。
25,000時間の長寿命かつ3年保証付き
Tapo L930-5は25,000時間という長寿命です。目安として、1日6時間使ったとして11年4ヶ月程度寿命が持つ計算になります。寝る直前だけつける用途なら、十分な耐久性でしょう。
また、Tapo L930-5は3年間の保証がついています。テープライトで人気のあるLeproは2年間の保証なので、テープライトとしては長期保証で手厚いのもポイントです。
下記の連絡先より、サポートが受けられます。
- 電話の場合・・・0120-095-156
- メールの場合・・・[email protected]
テープライトは壊れやすいので、長期保証は嬉しいですね!
曲げづらいため貼りにくい
以前Tapo L900-5を使用していたからこそ感じる点ですが、Tapo L930-5は一般的なLEDテープライトよりも曲げづらいです。PUコーティングがされている分、丈夫で張りが強く直角に曲げるときも少し丸みを出してあげないと貼り付けが難しいです。
大きく曲げて貼り付けをする時は注意が必要ですね。
曲げにくいことも原因で結束バンドでの固定を決めたのですが、もしテレビやデスク裏を明るく照らしたいだけであればTapo L900-5などコーティングされていないLEDテープライトのほうが貼りやすいです。
アプリがなければ使いづらい
Tapo L930-5はTapoアプリでの操作が前提なので、アプリがなければ使いづらいです。アプリで操作できるのは大きなメリットでもあり、デメリットでもあります。
TP-Link製品、特にTapoシリーズは基本的にスマートホームの延長としての製品づくりをしていますので、物理的なリモコンはありません。自分だけで操作する分には問題ありませんが、もし他の誰かが操作する可能性があるなら他社の物理的なリモコンがついたモデルをおすすめします。
特にスマートフォンを持っていないお子さんなどが操作する時は物理リモコンのほうがいいですよね。
防水性はない
Tapo L930-5はPUコーティングで防水性も高そうですが、防水性はありません。晴れた日の屋外で使う分には問題ありませんが、雨の日や水のかかる場所での使用は控えましょう。
防水性能はありません。そのため、屋外や水のかかる可能性のある場所では使用できません。
TP-Link公式サイト
キャンプで使えそうな屋外用の防水モデルとかも出してほしいですね。
Tapo L930-5のレビューまとめ
Tapo L930-5は、従来機種のTapo L920-5に比べてApple HomeKitに対応し、白色光に対応したアップグレードしたLEDテープライトです。PUコーティングされ高い耐久性があり、保証期間も3年と長いのでLEDテープライトを安心して長く使いたいという方におすすめです。
また、カラーゾーン設定でLEDライトを細かく制御できますので、単色ではなくよりカラフルなライティングをしてみたい方もおすすめです。
AppleユーザーはぜひHomeKit対応のTapo L930-5をお試しくださいね!