本記事では、ハイレゾ対応の有線イヤホン、HIDIZS(ヒディス) MS2をレビューします。BA型とダイナミックドライバーのハイブリッド構成で、かつ純銀とOFC(無酸素銅)のツイストケーブルを採用した高音質イヤホンです。
こんにちは!最近ポータブルアンプで音楽を聴くことにハマっているたいしょん(@taishonpresso)です。
完全ワイヤレスイヤホンでずっと満足して音楽を聴いていたのですが、iBasso AudioのDC05を購入してから有線の音の良さに気づき、今ではほとんど家で有線で音楽を聴いています。
有線のイヤホンはピンからキリまでありますが、今回紹介するHIDIZS MS2はまるでプロが使うイヤモニのような構造で、かつ1万円ちょっとで購入できるイヤホンです。
持ち運びに便利なケースも付属し、今まで1万円以上のイヤホンを使ったことがない方なら間違いなくおすすめできるイヤホンです。
今回はHIDIZS MS2の特徴や実際の使用感をレビューしていきます!
- ダイナミックドライバーとバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーのハイブリッド構成で音の透明感がいい。
- 標準0.78mm2ピン設計でリケーブルが可能。
- シュア掛けでタッチノイズも少ない。
- 人間工学に基づいたシェルで長時間の装着も快適。
- 便利なケース付き。
- 音源によっては高音が耳に刺さりやすい。
- 重低音は苦手。
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HIDIZS(ヒディス) MS2の特徴
- ダイナミック型とBA型のハイブリッド構造
- 4芯タイプの高純度銀線および高純度無酸素銅線によるミックス線ケーブル
- 高級感ある蓄光フェイスプレート
ダイナミック型とBA型のハイブリッド構造
「Hidizs MS2」は10.2mmサイズのチタンコート振動版二重磁気回路ダイナミックドライバーとKnowles製「RAD-33518」バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーのハイブリッドモデルです。
低音域〜高音域をバランス良く鳴らすダイナミックドライバーと、高音域を得意とするBAドライバーの構成でキレのある音を再現します。
4芯タイプの高純度銀線および高純度無酸素銅線によるミックス線ケーブル
ケーブルは4芯タイプで、高純度銀線2本および高純度無酸素銅線(OFC)2本によるミックス線ケーブルが付属しています。
しなやかで絡みにくく、バンドも付属していますのでケースへの収納もしやすいです。
標準0.78mm2ピン設計で、互換性のある他のイヤホンでもリケーブル可能です。
高級感ある蓄光フェイスプレート
本体は植物由来の軽量樹脂ボディと蓄光フェイスプレートを使用しています。光にかざすと宝石のように輝き、エレガントなデザインです。
人間工学に基づいたデザインで、長時間の使用でも耳が痛くなりづらい仕様です。
仕様まとめ
周波数応答 | 20Hz〜40kHz |
感度 | 112dB |
インピーダンス | 18Ω |
ケーブル | クアッドコアワイヤー(高純度シルバーワイヤー×2&OFCワイヤー×2)の混合編組、長さ1.2m |
イヤホンコネクタ | 取り外し可能な0.78mm2ピン金メッキソケット |
プラグ | 3.5mm金メッキプラグ |
HIDIZS MS2の開封レビュー
では、早速HIDIZS MS2を開封しながら実際の外観をレビューしていきましょう。
付属品は下記のものが揃っています。
- MS2イヤホン×1
- 3.5mmイヤホンケーブル×1
- イヤホンキャリングボックス×1
- イヤチップ×6ペア
- ユーザーマニュアル×1
- 保証書×1
キャリングボックスは合皮で、高級感があります。内部にメッシュのポケットがあり、イヤピースも合わせて収納可能です。マグネットで開閉しますので、使い勝手も良好です。
ケースは別売りだと高いので、嬉しいですね。
ケーブルは4芯タイプで、高純度銀線2本および高純度無酸素銅線2本によるミックス線ケーブルが付属しています。1万円以上のケーブルにも採用されている構成で、澄んだ高域を表現する銀線と安定感のある中低域を得意とする銅線の組み合わせは相性抜群です。
イヤピースは、傘の深さが違う2種類のものが入っています。高音や低音、音の広さを調整できます。
ボディはHIDIZSのロゴが大きくあしらわれ、光によって宝石のようにキラキラと光るフェイスプレートがおしゃれです。
透明なシェルで、中身が透けて見えるのでおしゃれですね。2Pin設計で、リケーブル可能なボディなので断線しても安心です。
ケーブルやイヤピースを合わせた重さは25gです。10円玉5枚分(25g)の軽さで、持ち運びやすいです。
HIDIZS MS2の使用感レビュー
ここからは、HIDIZS MS2を使用してみて感じたことを中心にレビューしていきます。
イヤモニ風で装着感は良好
HIDIZS MS2は、シュア掛けと言われる耳にケーブルをかけて装着するタイプのイヤホンです。樹脂ボディで、金属と違い肌に優しい仕様。人間工学に基づいたボディ設計で、自然なつけ心地でした。2時間使用しましたが、長時間の使用でも耳が痛くならず快適に音楽を聴けます。
ケーブルが擦れることによるタッチノイズも少ないので、歩きながら音楽を聴くのに向いています。
改めて自分で見てみるときれいに耳にフィットしてますね。
音質はドンシャリで高解像度
HIDIZS MS2の音質は、ドンシャリでROCKやJ-POPとの相性もいいです。下記の構成で実際に音楽を聴いてみました。
- プレイヤー:iPhone 13 Pro
- アンプ:iBasso Audio DC05
- アプリ:Youtube Music
音量は30%ぐらいでちょうどよく、インピーダンスも18Ωと低めなのでスマートフォンでも十分鳴らしきれます。
ダイナミック型とBA型のハイブリッド構成ですが、音のつながりが自然でノリよく聴けました。BA型の特徴である透明感のある女性ボーカルはHIDIZS MS2でも健在で、タイトな低音と相まって特に女性ロックと相性がいいチューニングです。
ただし、音源によっては高音が刺さり、聴き疲れしやすいです。フラットな音質がいい場合は、イコライザーを使うなどして調整が必要でしょう。
ノイズも少なく、音自体はかなりきれいに感じました。
HIDIZS MS2のレビューまとめ
今回は、HIDIZS MS2をレビューしました。純銀線とOFCの構成はケーブルだけでも1万円を超えるモデルもありますが、合皮製のケースやハイブリッド構成のドライバーを搭載したイヤホン込みで1万円ちょっとで手に入ります。
僕のようにハイレゾ音源を聴かなくても、Youtube Musicなどの音楽ストリーミングサービスでも十分高音質を実感できます。ポータブルオーディオに興味があり、ちょっといい機種がほしいという方はぜひ検討してみてください。
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