本記事では、台湾に本社を置くデルタ電子の急速充電器、「Innergie C6」をレビューします。
最大60Wの急速充電に対応し、MacBook Pro 13インチ(14インチ)モデルの給電にも十分な性能を持つ充電器です。
また、85gで軽量かつコンパクトなので、持ち運びにも最適。テレワークでも活躍すること間違いなしなモデルです。
Innergieブランドでは「One For All 急速充電器シリーズ」として、1台で様々な機器の充電に対応できるモデルを5製品展開しています。
今回は、Innergie C6の特徴や外観、実際の給電テストで徹底レビューをしていきます。
- Innergie C6の特徴
- Innergie C6の使用感
- Innergie C6の実際の給電能力
Innergie(イナジー) C6の特徴・仕様
まず、Innergie C3 Duoの特徴・仕様を解説していきます。
- 高効率なGaN(窒化ガリウム)を採用し85gの軽量設計でコンパクト
- 最大60WのUSB PD充電に対応
- 折畳み式プラグ採用で持ち運びに便利
高効率なGaN(窒化ガリウム)を採用し85gの軽量設計でコンパクト
Innergie C6は高効率なGaN(窒化ガリウム)を採用し、85gの軽量設計でコンパクトなサイズに仕上がっています。
大きさ比較ものちほどしていきます!
最大60WのUSB PD充電に対応
Innergie C6は最大60WのUSB PD充電に対応。MacBook AirやMacBook Proで、作業しながらでも十分な給電能力を持っています。
PD(Power Delivery)とは、USB Type-Cコネクタに対応した給電規格のことです。 従来からあるUSBポート経由での給電が最大7.5Wなのに対し、最大100Wと大きな電力を供給できるのが特徴。 USB PD対応充電器なら、パソコンや液晶モニターといった大型機器にも急速充電がおこなえます。
ビックカメラ公式サイトから引用
折畳み式プラグ採用で持ち運びに便利
Innergie C6は折りたたみ式プラグを採用し、プラグの出っ張りが抑えられるので持ち運びに便利です。
仕様
入力 | 100-240V AC / 1.6A 50-60 Hz |
出力 | 5V DC/3A 9V DC/3A 12V DC/3A 15V DC/3A 20V DC/3A (合計出力60W) |
サイズ & 重さ | 高さ 30.4mm(1.2インチ) 横幅 30.4mm(1.2インチ) 奥行き60mm(2.3インチ) 重量85g(3オンス) |
ポート | USB-C 1ポート |
Innergie C6の外観レビュー
では早速、開封しながら外観をチェックしていきましょう。
ロゴを含め白で統一されており、シンプルでおしゃれな外観ですね。
USBポートはUSB-Cが1ポート搭載されており、最大60WのUSB PD充電に対応しています。
電源プラグは折りたたみ式で、持ち運びに便利そうです。
プラグが若干奥まっているので、取り出しにくいです、、、
大きさ
Innergie C6の大きさは高さ30.4mm、横幅 30.4mm、奥行き60mmでコンパクトです。
単1乾電池と近い大きさで、ほぼ同じサイズに見えますね。
正面からみても、奥行き、幅を含め単1乾電池並に小さいです。
AirPods Proと大きさを比較しても近いサイズ感で、60Wの高出力充電器とは思えないコンパクトさです。
重さ
Innergie C6の重さは実測値で83.51gでした。
先程大きさを比較した単1乾電池(約130g)よりも50g軽く、持ち運びに最適な軽さです。
Innergie C6の給電能力をテスト
ここからは、実際の給電能力をテストしてみましょう。
テストはルートアール USBチェッカー(RT-TC5VABK)を使って計測していきます。
MacBook Proの充電
まずは、MacBook Pro 14インチモデルを充電してみます。MacBook Pro 14インチモデルや13インチモデルに付属している充電器は67Wですが、60W前後あれば十分な電力です。
計測結果がこちらです。
結果は55.721Wで、60Wに近い電力が供給されていました。これなら十分ですね。
iPad Proの充電
次は、iPad Pro(11インチモデル)の充電を検証してみます。
最新のiPadは20Wの急速充電器がついていますので、20W前後の給電ができていれば問題ないでしょう。
結果はこちらです。
結果は24.949Wで、十分な電力が供給されていました。60Wの充電器でも「12V DC/3A」に切り替わって機器ごとに最適な給電がされますので、iPhoneなど60W必要ない機器でも使用可能です。
Innergie C6のレビューまとめ
Innergie C6をレビューしましたが、単1乾電池並みのコンパクトさでMacBook Proの給電に十分な60W出力を備える、まさに小さな巨人のような充電器でした。
接続した機器に最適な電力を判断して自動で供給しますので、60W給電が必要ないiPhoneでもiPadでも使いやすいです。
おすすめできる人・できない人
以上のレビュー結果から、Innergie C3 Duoをおすすめできる人、おすすめできない人はこちらです。
単1乾電池並のコンパクトさで60Wの高出力を体験したい方は、ぜひお試しください!