こんにちは!テレワークでは電動昇降デスクがかかせない、たいしょん(@taishonpresso)です!
今回は、SANODESK E150をレビューします。
前回のFlexiSpot E8やFlexiSpot EQ5に続いて3台目の電動昇降デスクになります。
この記事では、E150 の主な特徴や組立方法、実際の使用感をレビューしていきます!
- ボタン操作で昇降できる
- 壁際にぴったりと設置できる
- ケーブルトレイがついていて6口の電源タップも収納できる
- 障害物検知機能を搭載している
- メモリー機能付き
- ヘッドホンフックが両側にありバッグもかけておける
- 昇降時の音が静か
- 汚れに強くきれいなメラミン樹脂化粧板
- USB-AとUSB-Cで充電可能
- 組み立てが簡単
- もう少し低く設定できるといいと思う場面も
- USB充電は高速充電非対応
SANODESK E150の特徴
SANODESK(@sanodesk)ってあまり聞き馴染みのないブランドですが、実は電動昇降デスクでは有名なFlexiSpotのサブブランドです。
FlexiSpotとの差はオンライン専売ブランドという点で、楽天市場、Amazonでのみ販売されています。
実績のあるメーカーのサブブランドなので、信頼性がありますね。
E150はブラック脚部+メープル天板とホワイト脚部+メープル天板の2色のカラーバリエーションがあります。
- 73 – 121cmの間で昇降可能
- 最大4.5kgの耐荷重のホックがついている
- ケーブルトレイがついており配線をスッキリできる
- 好きな高さを4つまで記録できる
- USB-AポートとUSB-Cポート付きで充電可能
- 障害物検知機能つき
- 工字型デザインで安定感がある
- メラミン天板で汚れに強い
- 上位機種と同等のSPCC鋼材を使っていて耐久性が高い
主な機能を見ただけでも、電動昇降デスクとしてはかなり多機能な部類です。
主な仕様
昇降範囲 | 73 – 121cm |
重量 | 28.4kg |
耐荷重 | 50kg |
昇降速度 | 25mm/s |
天板サイズ | 幅120cm 奥行60cm 厚さ1.6cm |
カラー | ブラック脚部+メープル天板、ホワイト脚部+メープル天板 |
FlexiSpot E8と製品比較
では、コスパ最高と名高いE150と他の電動昇降デスクと比較してみましょう。
比較対象は、僕が使用しているFlexiSpot E8 Bambooです。
商品名 | SANODESK E150 | FlexiSpot E8 Bamboo |
---|---|---|
製品画像 | ||
昇降範囲 | 73-121cm | 60~125cm |
耐荷重 | 50kg | 125kg |
ヘッドホンフック | あり | なし |
ケーブルトレイ | あり | なし |
USBポート | USB-A・USB-C | USB-Aのみ |
Amazon参考価格 | 27,800円 | 78,100円 |
電動昇降デスクは高ければ高いほど性能もいいと思われがちですが、実はSANODESKの方がヘッドホンフックやケーブルトレイがついていて使い勝手は上です。
細かい点で言えば、組み立てもSANODESK E150はFlexiSpot E8 Bambooの半分の時間で終わりましたし、ドライバーなど工具もSANODESKの方が充実していました。
僕なら安くて高機能なSANODESKをおすすめします!
SANODESK E150の組み立て方法(所要時間30分)
早速組み立てていきますが、過去にレビューした電動昇降デスクの中で一番組み立てが簡単でした。
131 x 71 x 15cmのダンボールに梱包されて届きますが、結構重いのでできれば二人で運びましょう。
最初からある程度組み立てされていますし、あらかじめプラスドライバーなど組み立てに必要な工具は全て揃っているので別途用意しなくてもいいのは初心者にも優しいですね。
組み立て方法はこちらです。
まず、天板にコントローラー・ケーブルトレイ・ヘッドホンフックを固定します。
普通のデスクはまず天板にモーターやビームを取り付けるところから始まるのですが、E150は元々取り付けされていますのでこれだけでもかなり楽です。
普通の電動昇降デスクよりこの時点で15分ぐらいの時短になります。
次に、支柱と脚を取り付けていきます。
付属の六角レンチで締めるだけなので、簡単です。
支柱と脚を組み立てたら、デスクを起こして完成です。
ここまで組み立て所要時間は30分でした。
過去にFlexiSpot EQ5という電動昇降デスクを組み立てたときは2時間かかったので、組み立てやすさは感動モノです。
こんなに組み立てが簡単なら、もっと早くE150を知りたかったです(泣)
SANODESK E150のメリット
ここからは、実際にE150を使用して感じたメリットをレビューしていきます。
ボタン操作で昇降できて手動式より楽
E150は、電動昇降式デスクなのでボタン操作で手軽に昇降可能です。
僕は過去に手回しの「手動式」とレバーで調整する「ガス圧昇降式」のデスクを使ったことがありますが、いずれも頻繁に昇降する場合かなり手間がかかっていました。
FlexiSpotのデスクに出会って以来はすべて電動昇降デスクに置き換えるほど、ボタン操作で昇降できる点は魅力です。
気軽に昇降できるので、テレワーク時の疲労がかなり軽減されました。
壁際にぴったりと設置できてスッキリ
工字型デザインのデスクは、耐荷重の向上や様々な大きさの天板に対応できるようにするために脚が大きめです。
そのため壁際に設置しようとすると、天板の後方と壁の隙間が少し空いてしまう事が多いです。
E150は、専用設計かつ耐荷重を50kgに抑えたことで脚の小型化に成功し、壁際にデスクをピッタリと設置することができます。
壁際に隙間なくぴったり設置できるので気持ちいいですね。
ケーブルトレイがついていて6口の電源タップも収納できる
E150は、ケーブルトレイがついていますので配線をすっきりさせることができます。
下記の画像はE150に6口のケーブルタップを収納している様子ですが、かなりキレイに見えますよね。
参考までにケーブルトレイがないデスクの写真も貼っておきますが、床に落ちているケーブルタップを中心にタコ足のように線が伸びて見るも無残な姿に。
配線をキレイにしたい方にケーブルトレイは必須です!
障害物検知機能を搭載していて破損を防げる
E150は3万円を切る価格ながら、5段階まで感度調整可能な障害物検知機能を備えています。
例えば下記のイメージのように机の下に障害物があると、デスクを下げてぶつかった時に自動でストップし、少し高さを上げてくれます。
もし障害物検知機能がないと、障害物にぶつかったまま昇降を続けますので、デスクや棚の破損につながります。
長く使いたいデスクだからこそ、障害物検知機能は必須です。
安価でも障害物検知機能つきは魅力ですね。
メモリー機能付きで普段使う高さにすぐ調整できる
E150はメモリー機能付きで、4つまで高さを登録できます。
座高や身長は人それぞれで、昇降するたびに「あれっ、ちょうどいい高さってなんだっけ」ってなりがちです。
メモリー機能があれば、「座るときはこの高さ」「立って作業するときはこの高さ」と決めてボタン一つで調整できるので、いつでもベストな高さで作業できますよ。
電動昇降デスクだからこそできる機能です
ヘッドホンフックが両側にあり便利
デスクの両側にはヘッドホンフックがついており、音楽を聞きたい時やテレワークでヘッドホンを使用する際にすぐに取り出すことができます。
また、耐荷重が4.5kgありますので、普段使用しているバッグをかけておくことも可能です。
僕はバッグの中に財布やヘッドホンを入れっぱなしにするクセがあるのですが、たまにネットサーフィン中に決済でクレジットカード情報を入力するので財布を取り出す機会が多いです。
そのため、座ったままデスクの横からバッグに入っている財布を気軽に取り出せるのは助かっています。
昇降時の音が静か
昇降機能を使用していて感じたことは、昇降時の音が静かということです。
実際に計測したところ、52dBで「オフィス、通常の室内の会話」レベルの騒音でした。
上位機種のFlexiSpot E8 Bambooは46dBで数値上は静かなのですが、E150はより駆動音に高周波の成分が少なく、耳障りに聞こえないので静かに感じました。
人によってはよりグレードの高いデスクより静かに感じます。
メンテナンスが楽!汚れに強くきれいなメラミン樹脂化粧板
E150の天板の素材はメラミン樹脂化粧板です。
メラミン樹脂化粧板は、下記のような特性を持っています。
メラミン樹脂化粧板 | 中密度繊維板(MDF) | 天然の竹製天板 | |
メリット | とても硬く、変色しにくく、 熱や水、汚れに強い。 丈夫で長持ちしやすい。 | 加工性に優れ、 無垢材より大きいサイズの ものを作れる。 | 天然素材で環境に優しい。 集成材強度、耐久性、耐水性、 耐摩耗性及びカビ抵抗性に優れ、 DIYしやすい。 |
デメリット | 硬いため加工形状に制限あり、 天然素材にこだわる方には不向き。 | 湿気や水分に弱く、 重い。 | 値段が高め。 |
E150の天板は天然の無垢材より耐久性が高く、メンテナンスしやすいです。
また、メープルの天板は明るく清潔感があるので、特に壁が白い部屋にぴったりですよ。
汚れに強くてきれいな天板なのでデスク初心者におすすめです。
USB-AとUSB-Cでの2つで充電可能
E150は、USB-AとUSB-Cの2つのポートで充電可能です。
電動昇降デスクで、充電できるポートが2つあるのは珍しいです。
実際にiPhoneを充電してみたところ、約6.13Wで充電できました。
iPhoneの急速充電は18Wまで対応しているので充電速度は遅いですが、時間に余裕があるのであれば充電機能があるだけでも便利ですよね。
デスクでスマホを充電できるのでより配線もスッキリしますよ。
SANODESK E150のデメリット
もう少し低く設定できるといいと思う場面も
E150で座って作業する時に最低の73cmで設定しているのですが、座る椅子によってはこれでも高いと感じることがあります。
身長163cmで、普段FlexiSpot E8 Bambooを使用しているときは71cmに設定していることもあるでしょう。
もう数cm下げられたらより快適かなと感じました。
SANODESK E150のレビューまとめ
今回はSANODESK 電動昇降式デスク E150をレビューしました。
E150は3万円を切る価格でありながら、ヘッドホンフック、ケーブルトレイ、USBポートを備え、上位機種にはないような機能を備えています。
また、組み立ても簡単で工具も揃っているため、特に初めて電動昇降デスクを購入する方にかなりおすすめなデスクです。
あらためてメリットとデメリットをまとめます!
安く抑えたいけど機能に妥協したくない、そんな方はぜひチェックしてくださいね!
以上、ガジェットブロガーのたいしょん(@taishonpresso)がお送りしました。