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YOBYBO X-BOAT PRO 評価レビュー|所有欲を満たせるかっこいい完全ワイヤレスイヤホン

この記事はYOBYBO X-BOAT PROのレビュー記事です。プレミアムCNC加工と手作業の研磨が生み出すケースの曲線美がかっこよく、所有欲を満たしてくれます。また、快適な装着感で長時間使用にも向いています。

たいしょん

どうも!ガジェット大好きなたいしょんです!

完全ワイヤレスイヤホンも種類が増えましたが、僕は遮音性を重視していたためカナル型というイヤピースを耳の奥に入れ込むイヤホンばかり使用していました。

しかし長時間着けていると耳が痛くなったり、イヤピースに耳垢がつく点があまり気に入っていません。

今回紹介する「YOBYBO X-BOAT PRO」は、インナーイヤー型圧迫感がなく周囲の音が聞き取りやすい特徴があります。しばらく使ってみましたので、YOBYBO X-BOAT PROの使用感や機能を徹底レビューしていきます。

YOBYBO製品を取り扱っている株式会社MiraArc様より製品提供をいただきレビューしております。

タップできるもくじ

30秒でわかるYOBYBO X-BOAT PROの特徴

まず、YOBYBO X-BOAT PROの特徴を30秒でわかるようにまとめてみました。

YOBYBOとは?

YOBYBOの製品が並んでいる写真
引用元:YOBYBO JAPAN公式サイト

YOBYBO中国のシリコンバレーと称される深センで誕生したオーディオメーカーです。

ブランドコンセプトは「革新」で、「ワクワクするようなアイテムを世の中に広めたい」という動機からスタートしました。

そのため「世界最薄クラス」や「世界最軽量クラス」という尖った個性を持つ製品が多く、トレンドに流されない強い姿勢で開発をしています。

Makuakeで目標金額を達成した際の写真
引用元:YOBYBO JAPAN公式サイト
たいしょん

その個性でMakuakeでも目標金額を大きく上回る支援がありました。

YOBYBO X-BOAT PROの主な特徴

YOBYBO X-BOAT PROを使用している様子

全世界で累計2億円を超えるデザイナーズイヤホンブランド
YOBYBO(ヨービーボ)シリーズ 第五世代が日本初登場!

たった1秒で装着可能な革新的なオープンケースのデザイナーズイヤホン最新作。
プレミアムCNC加工と手作業の研磨が生み出す曲線美は圧巻。

Apt-X Adaptiveをサポートし、シリーズ初のハイレゾ音質に対応。
LCPダイアフラムを備えた大型13mmダイナミックドライバーユニットを搭載。
Bluetooth5.2をサポートし、接続安定性も進化しています。

YOBYBO X-BOAT PROの製品仕様

BluetoothBluetooth5.2
スピーカーサイズ13mm
充電ケースサイズ約 85.5mm
Bluetoothの通信距離≥10m
充電ケースの電池容量500mAh
重量イヤホン片耳3.4g/ 充電ケース 46.3g
コーディングAAC/SBC/Aptx-Adaptive
充電時間イヤホン:約 1時間/ 充電ケース:約1.5 時間
バッテリー持続時間最大40時間/イヤホン単体5時間
市場想定価格15,000円
仕様表
たいしょん

色はナイトブラックサイバーグリーンスペースシルバーの3色展開です。

ナイトブラック・サイバーグリーン・スペースシルバーの3色展開
引用元:YOBYBO JAPAN公式サイト

クラウドファンディング(GREEN FUNDING)で2022年3月10日(木)12:00先着100名限定で最大50%オフになるセールを実施予定なので、ぜひ公式サイトでご確認ください!

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開封・外観レビュー

では、早速開封をしながら外観をレビューしていきます。

洗練されたかっこいいデザイン

外箱からすでに漂っている高級感。今回はナイトブラックを選択しました。

YOBYBO X-BOAT PROの外箱

まず手にとって感じたのは、プラスチックでは味わえないひんやりとしたケースの感触です。AirPods ProWF-1000XM4などはケースがプラスチックでしたが、X-BOAT PROはアルミ製のケース

つや消しの表面が、より高級感を演出してくれます。

実は機械によるCNC加工と、手作業の研磨で仕上げをしています。

YOBYBO X-BOAT PROの表面

ケース背面はUSB-Cポートがあり、金属感を感じられる曲線美がかっこいいです。所有欲を満たしてくれます

素材はアンチグレアガラスで、指紋がつきにくい点もポイントです。

YOBYBO X-BOAT PROの背面

イヤホン本体は、耳に接する部分と電子接点部分に金属感のあるメタリック塗装がされています。

AirPodsのような形状で、ビジネスで使用しても違和感のないクールなデザインです。

YOBYBO X-BOAT PROのイヤホン本体
たいしょん

こんなかっこいいイヤホン今まで見たことないです。

付属品チェック

YOBYBO X-BOAT PROの付属品

付属品は下記の4点です。

  • イヤホン本体
  • 充電ケース
  • USB-Cケーブル
  • 取扱説明書

サンプル品には説明書がついていませんでしたが、製品版には同梱されています。

本体の大きさと重量

本体の大きさをイメージしやすいよう、他機種や身近なものと大きさを比較しました。

WF-1000XM4のような一般的な完全ワイヤレスイヤホンのケースよりも横幅が大きいですが、スティックのりより一回り短いです。スーツの胸ポケットに入れても邪魔になりません。

YOBYBO X-BOAT PROの大きさ比較

イヤホン本体の大きさは、AirPods Proとほぼ同じぐらいです。

YOBYBO X-BOAT PROとAirPodsの大きさ比較

ケースと本体を合わせた重量は54.22gでした。

YOBYBO X-BOAT PROの重さは54.22g

YOBYBO X-BOAT PROの操作方法

X-BOAT PROの操作方法をご紹介します。

電源のオンオフ

充電ケースからイヤホン本体を外すと、電源をオンにできます。

イヤホンを充電ケースに入れると、自動的にシャットダウンします。

YOBYBO X-BOAT PROの電源をオンにしている様子
たいしょん

マグネットで充電ケースと本体がくっつくようになっています。

ペアリング方法

ペアリングは下記の手順で行います。

STEP
充電ケースからイヤホン本体を外す

まず、充電ケースからイヤホン本体を外します

充電ケースから外すと白いランプが点滅し、ペアリングモードになります。

YOBYBO X-BOAT PROでペアリングを開始している様子
STEP
接続機器側でペアリングする

次に、接続する端末のBluetooth設定でペアリングを行います。

Q-Boat」という名前で表示されますので、タップしてペアリングを完了します。

YOBYBO X-BOAT PROのデバイス側のペアリング風景
たいしょん

一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じです。

タッチコマンド操作

X-BOAT PROは、左右のイヤホン本体をタッチすることで曲送りなど操作が可能です。

YOBYBO X-BOAT PROを装着している様子

詳細なコマンド操作を下記の表にまとめました。

L側を2秒間押す一つ前の曲に戻る
R側を2秒間押す次の曲を聴く
L側かR側を2回タッチ再生/再生停止
R側を1回タッチ音量アップ
L側を1回タッチ音量ダウン
電話着信時L側かR側を1回タッチ電話に出る
電話着信時L側かR側を2回タッチ電話を切る
L側かR側を3回タッチゲームモード切り替え
タッチ操作の仕様
YOBYBO X-BOAT PROのタッチコマンド一覧
タッチコマンドの種類

充電方法

充電は、USB-Cポートに充電ケーブルを接続して行います。

YOBYBO X-BOAT PROのUSBポート
たいしょん

ポートがUSB-Cなので、iPadやMacユーザーにも嬉しい仕様です。

YOBYBO X-BOAT PROのUSBポートで充電している様子

機能レビュー

X-BOAT PROの機能面についてレビューをしていきます。

装着感は良好

YOBYBO X-BOAT PROを装着している様子
重量が3.4gと1円玉3枚分ほどなのでかなり軽量

装着感は、圧迫感が少なく耳が痛くなりにくいです。仕事で使うために8時間つけっぱなし(途中で充電を挟む)にしていましたが、耳が痛くなることはありませんでした。

実はWF-1000XM4やAirPods Proなどイヤピース付きのカナル型というイヤホンばかり使用していたので、イヤピースの相性で2時間で耳が痛くなるなど悩んでいました。

X-BOAT PROはイヤピースが無い分耳の奥までイヤホン本体を入れる必要がありませんので、異物感もカナル型イヤホンより少ないです。

たいしょん

仕事用でも良さそうです。

音漏れはしやすい

カナル型イヤホンではないので音漏れはしやすいです

iPhoneで使用しましたが、周りが無音の状態で音量が50%の場合、1m近づくとシャカシャカと音漏れがします。

たいしょん

50%でも結構大きい音量なので、音量を上げすぎなければ気になりません。

遮音性は低い

YOBYBO X-BOAT PROを外で使用
岐阜駅周辺で試聴

遮音性は、音楽を再生していない場合ほぼ皆無です。

裏を返せば、イヤホンを着けたままでも外の雑音や人の声が聞こえますので、外出中に外音取り込み機能がなくても安全です。

音楽を鳴らせば外音は気になりませんが、例えば電車の「ガタンゴトン」という音は入ってくるので気になる方はカナル型のノイズキャンセリングイヤホンがベストでしょう。

たいしょん

電車などノイズの大きい場所での使用は向いていません。

動画の音声遅延

YOBYBO X-BOAT PROで動画を見ている様子

実際にiPhone 13 ProでYoutubeの動画を見て音声の遅延を検証しました。

結論は、音声の遅延はほとんど感じられませんでしたBluetooth5.2に対応し接続が安定していますし、動画視聴におすすめです。

音質は聴き疲れしにくい

実際に音楽を聴いて音質を検証してみます。

LCP(液晶ポリマー)ダイアフラムというSONYの高級機にも採用されている振動板で、13mmという大型のドライバーを採用しているので音質にも期待できそうです。

Apple製品であればAACという高音質コーデックに対応していますので、従来のSBCより良い音で音楽を聴けます。

まずはYOASOBI怪物を聴いてみました。

YOBYBO X-BOAT PROで音楽を聴いている様子

ikuraさんの伸びがよく澄んだ声をきれいに表現できています。

カナル型ではないのでブーミーな低音は苦手なのですが、その分開放感のある音場で聴き疲れしにくい音質です。

たいしょん

女性ボーカルは得意ですね。

次に人気アニメ、呪術廻戦のオープニング曲であるEve廻廻奇譚を聴いてみました。

YOBYBO X-BOAT PROで音楽を聴いている様子

疾走感のあるロック調ですが、こちらもボーカルに焦点が当たったチューニングで息遣いも感じられる表現力でした。

ドラムの音が「パシッ、ペシッ」と軽く感じるのが気になりましたが、その分長時間聴いても疲れにくいので作業用のBGMにはちょうどいい音質でした。

たいしょん

聴き疲れしにくいイヤホンです。

気になった点

YOBYBO X-BOAT PROを使用していて気になった点もまとめます。

  • カナル型イヤホンに比べて音漏れがしやすい。
  • カナル型イヤホンに比べて遮音性が低い。
  • カナル型イヤホンに比べて低音の再現性が弱い。
  • マルチポイント機能がない

今までカナル型イヤホンしか使ってこなかったのでどうしてもカナル型イヤホンとの比較にはなるのですが、装着感の良さとは裏腹に音漏れ、遮音性、低音の再現性はあまり高くない印象でした。

また、これは要望に近いのですが、ここまでビジネスフォーマルでかっこいいデザインですので、PCとスマートフォンの両方に同時接続できるマルチポイント機能があればなお良いと感じました。

たいしょん

完全ワイヤレスイヤホンでマルチポイント対応の機種は少ないですが、YOBYBOさんならいつかやってくれるはず。

まとめ:インナーイヤー型で長時間使用に向いているイヤホン

YOBYBO X-BOAT PROのイメージ

YOBYBO X-BOAT PROを使用しましたが、快適な装着感聴き疲れしにくい音質長時間使用したくなるイヤホンでした。

手作業の研磨による充電ケースの質感はかなり高級感が高く、剛性、所有欲ともに満たされます

メリットとデメリットは下記にまとめました。

メリット
デメリット
  • CNC加工と手作業の研磨で美しいアルミのケースが所有欲を満たしてくれる。
  • インナーイヤー型でカナル型より装着感がいい。
  • 動画の音声遅延もなく接続性も良好。
  • タッチコントロールサポートで操作性も良好。
  • ボーカル中心の広がりのある音質で聴き疲れもしにくい。
  • 最大40時間のバッテリー持ちで長時間使用できる。
  • クラウドファンディングで1万円を切る価格で購入できる。
  • カナル型イヤホンに比べて音漏れがしやすい。
  • カナル型イヤホンに比べて遮音性が低い。
  • カナル型イヤホンに比べて低音の再現性が弱い。
  • マルチポイント機能がない
たいしょん

デザイン性が高く長時間使用に向いていますので、特にテレワーカーやビジネス用途におすすめです。

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