iPhone 16アクセサリーのレビューを開始!記事を見る

1MORE PistonBuds Pro レビュー|装着感最高で実用的な低遅延ゲーミングモードを搭載した完全ワイヤレスイヤホン

1MORE PistonBuds Pro

この記事では、完全ワイヤレスイヤホンの1MORE PistonBuds Proをレビューします。快適な装着感と、実用的な低遅延ゲーミングモードを搭載した製品です。

以前1MORE ComfoBuds Miniをレビューしましたが、寝ホンとして快適な装着感が魅力でした。そんな1MOREからコンパクトで使いやすい完全ワイヤレスイヤホンが登場しました。

実際に使ってみましたが、長時間装着しても耳が痛くならない快適な装着感が魅力です。また、低遅延ゲーミングモードも実用的で、補正なしでも音ゲーが快適にプレイできます。

たいしょん

しばらく使ってみましたので、1MORE PistonBuds Proの使用感を中心に徹底レビューしていきます!

1MORE PistonBuds Pro
総合評価
( 4 )
メリット
  • 軽量で装着感がよく耳が痛くなりにくい
  • 音ゲーも低遅延でできるゲーミングモードを搭載
  • ANCモードで低周波ノイズを効果的に消してくれる
  • 最大30時間の長寿命バッテリー
  • タップ操作でスマホを取り出さなくても操作可能
  • 着脱センサー搭載で自動で音楽の再生・停止ができる
デメリット
  • ワイヤレス充電に非対応

この記事は1MORE様より製品提供をいただき作成しています。

タップできるもくじ

1MORE PistonBuds Proの特徴

1MORE PistonBuds Proの特徴・仕様・付属品を下記のタブにまとめました。

  • 【ハイブリッドノイズキャンセリング】
    複数のノイズキャンセリングモードとパッシブノイズアイソレーション機能を搭載し、最大38dBのノイズキャンセリング深度を実現するとともに、インナーとシリコンイヤーチップにより物理的に周囲の音を遮断することが出来ます。
  • 【ダイナミックな表現力】
    10mmダイナミックドライバーを搭載したPistonBuds Proは、航空チタンのダイヤフラムと合わせて、低音域から高音域までダイナミックな表現力を生み出します。AACコーデックにより、iOSデバイスでプレミアムなサウンドを楽しむことができます。
  • 【12 スタジオグレード EQ(イコライザ)】
    Sonarworks(数々の賞を受賞しているプロフェッショナルなオーディオ技術企業)によってチューニングされ、どのようなジャンルの音楽を聴いても、自分の好みに合ったEQを1MORE MUSICアプリで見つけ、今まで以上にサウンドを楽しむことができます。
  • 【通話品質の向上】
    DNNアルゴリズム搭載の4つのマイクが周囲の騒音を抑え、お客様の声を増幅するので、騒がしい環境でもクリアな通話を楽しむことができます。また、最新のBluetooth 5.2技術により、通話は安定し、常に接続状態を保つことができます。
  • 【30時間の再生時間】
    再生時間はANCオフモードであれば1回の充電で7.5時間、充電ケース使用で合計30時間です。ケースに入れたPistonBuds Proは5分間充電するだけで、1時間再生できます。
たいしょん

技適マーク(205-210108)を取得しており、日本国内でも安心して使えます。

デザイン

ケースデザインは自立する横長形状で、置いたままでもケースを開けやすくなっています。

1MORE PistonBuds Proのケース
自立する充電ケース

天板部分がスピンドル加工されており、光を当てる角度で光芒が変化するところがかっこいいです。「1MORE」のロゴマークがカッパー色なので、かなり高級感がある上品なデザインです。

1MORE PistonBuds Proのケース
ケースの天板はスピンドル加工されており、光の当たり方で模様が変わる。

ケース正面はLEDランプがついており、バッテリー状態の確認が可能です。

1MORE PistonBuds Proのケース
LEDランプで状態を確認できる

背面にはUSB-Cポートと、ペアリング用ボタンがあります。有線の充電のみで、ワイヤレスの充電には対応していません。

1MORE PistonBuds Proのケース
USB-Cケーブルで充電可能

イヤホン本体はケースデザインと統一感のあるスピンドル加工で、かっこいいです。プレート部分が平らなので、タップ操作しやすいのがいいですね。

1MORE PistonBuds Proの本体
スピンドル加工されたケースと統一感のあるデザインのプレート

1万円を切る価格で着脱センサーを搭載しており、イヤホンの着脱による音楽の自動停止・再生に対応しているのはかなりポイントが高いです。

1MORE PistonBuds Proの本体
1万円以下で着脱センサーを搭載している

サイズ

サイズは他社の完全ワイヤレスイヤホンと比べるとかなり小型です。

AirPods ProとHUAWEI FreeBuds Pro 2を並べてみましたが、柄がない分かなり小さく見えます。「耳からうどんが出ている」と言われることもないですね。

他社の完全ワイヤレスイヤホンと比較してもコンパクト

重さ

本体の重量は、実測値で4.39g、本体とケースを合わせて40.14gです。

たいしょん

完全ワイヤレスイヤホンは5g前後が普通なので、かなり軽量な部類です。

本体の重量は4.39g
ケースと本体を合わせて40.14g

1MORE PistonBuds Proのレビュー

ここからは、1MORE PistonBuds Proの使用感を項目ごとにレビューしていきます。

装着感

イヤホンにとって重要な装着感ですが、かなりいいです。

僕の耳はかなり繊細で、AirPods Proクラスの快適な装着感の完全ワイヤレスイヤホンでなければすぐに耳が痛くなります。1MORE PistonBuds Proは小型で、耳へのフィット感がかなり高いので快適です。

耳にフィットし快適な装着感
たいしょん

4時間連続で装着しても耳が痛くなることはありませんでした。

操作性

1MORE PistonBuds Proは、本体をタップすることで音楽の再生停止やリスニングモードの切り替えが可能です。ちなみに右左両方とも共通のタップ操作に対応しています。

タップ操作に対応している
電話通常時
2回タップ応答/切断音楽の再生/停止
3回タップ音声コントロール起動
長押しリスニングモードの切り替え
対応するタップ操作

誤タップを防ぐためか、1回のタップ操作には対応していません。タップ操作のカスタマイズはできませんが、音楽の再生・停止やリスニングモードの変更だけでもイヤホン本体でできるのはいいですね。

音質

1MORE PistonBuds ProとiPhone

1MORE PistonBuds Proの音質は、個人的に価格なりに感じました。多分グラミー賞受賞のサウンドエンジニアがチューニングしたという前知識で、期待値が高すぎたのもあります。

特に合う音源は、アコースティックギターの生演奏やTHE FIRST TAKEのようなボーカルソロなど音数の少ない音源です。10mmダイナミックドライバーらしい、バランスの良い音質を楽しめます。

ただ、高音域はやや丸く、もう少し透明感がほしいかなと言った印象。低音もボワッとした感じで、もう少しタイトで締まりのある音ならいいかなと感じました。

たいしょん

普段2万円前後の完全ワイヤレスイヤホンを使っているので、ミドルハイの製品と比べると音質は劣りますね。

イコライザー設定はできますので、自分好みの音に調整することはできます。バンド調整できるカスタムイコライザーには対応していませんが、12種類の設定があるので十分ですね。

アプリでイコライザー調整が可能

遅延

1MORE PistonBuds Proは低遅延モードを搭載していますが、これが音ゲーとかなり相性がいいです。低遅延モードの場合、仕様では90msまで遅延が抑えられます。

低遅延モードで太鼓の達人をプレイしましたが、タップした時の「ドン」という音がほぼ同時に鳴ります。一般的な低遅延ではないイヤホンでプレイすると、酷いものでは1秒前後遅延がありゲームになりません(ゲーム側のセッティングで遅延の調整はできますが)。

音ゲーも低遅延でプレイできた
たいしょん

スマホで音ゲーをする方はかなりプレイしやすくなりますよ!

アクティブノイズキャンセリング性能

屋外で1MORE PistonBuds ProのANC(アクティブノイズキャンセリング)性能を試してみました。

まず自動車の騒音をどれだけ消せるのか試してみましたが、「ゴォォォ」という低周波ノイズをかなり低減してくれます。それでいて声はそこまで消しすぎないので、電車のアナウンスを聞いたり誰かと話している時でも会話しやすいです。

低周波ノイズを効果的に消してくれるANCモード

次に屋外で風切り音がどれぐらい気になるか検証しました。WNRという耐風音モードを搭載している本機ですが、確かに「ボフッ」という風切り音がかなり低減されました。サイクリングやランニング時でも実用的な範囲です。ただ、WNR有効時はANCモード時より遮音性が低下するので、電車などではANCモードがいいですね。

風切り音も低減してくれるWNRモードは効果的

1MORE PistonBuds Proのデメリット

ワイヤレス充電に非対応

個人的にワイヤレス充電対応機種ばかり使っているので、充電ケースのワイヤレス充電非対応は少し面倒に感じました。

たいしょん

ただ、今まで有線で充電されていた方は気にならないかもしれません。

1MORE PistonBuds Proをおすすめできる人

1MORE PistonBuds Proを特におすすめできる人は、1万円以内で装着感重視、かつスマホで音ゲーをプレイする方です。

低遅延ゲーミングモード時は、他社のゲーミングイヤホン並みに低遅延なので補正無しで音ゲーができました。また、1MOREの完全ワイヤレスイヤホンは特に装着感がよく、1MORE PistonBuds Proも4時間装着し続けても耳が痛くならないほど快適でした。

1MORE PistonBuds Proのレビューまとめ

1MORE PistonBuds Proをレビューしました。

音質は価格なりですが、2万円台のイヤホンに引けを取らない快適な装着感、そして実用的な低遅延ゲーミングモードはかなり魅力でした。

たいしょん

1万円以内で装着感重視の完全ワイヤレスイヤホンを探している方は、ぜひ一度お試しください!

1MORE PistonBuds Pro

公式XやInstagramで
ブログにはない最新ガジェット情報を発信中!
記事への質問もお答えします!

ポチッとシェアをしていただけると嬉しいです
  • URLをコピーしました!
タップできるもくじ