今回は、1万円台で欲しい機能全部入りなBluetoothヘッドホン、1MORE HQ51をレビューします。
高機能なヘッドホンになるほど、価格も3〜5万円と跳ね上がりますよね。では、ヘッドホンに求める機能といえば何でしょう?最近のトレンドも踏まえると、下記のような感じではないでしょうか。
- 高級感あふれるデザイン。
- 長時間でも快適な装着感。
- LDACなど高音質コーデック対応。
- 長時間もつバッテリー(30時間以上)。
- 強力なアクティブノイズキャンセリング機能。
- 2台同時に接続できるマルチポイント接続。
- ゲームで音の遅延なしでプレイできる低遅延モード。
- 持ち運びに便利なキャリングケース付き。
その機能、1MORE HQ51なら1万円前半の価格で手に入ります。1MORE HQ51の仕様を見るとこんな感じです。
仕様 | 詳細 |
---|---|
Bluetoothバージョン | 5.4 |
対応コーデック | LDAC、AAC、SBC |
バッテリー持続時間 | 最大100時間(ANCオフ時) |
アクティブノイズキャンセリング | 対応 |
周波数応答範囲 | 20Hz – 40kHz |
マイク | 5つ内蔵 |
専用アプリ | 対応 |
重量 | 約250g |
付属品 | キャリングケース 充電ケーブル 3.5mmケーブル ユーザーマニュアル |
実際に1MORE HQ51を使ってみましたので、実機を使いながら特徴やメリット・デメリットを解説していきます!
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- 3万円クラスのヘッドホンに遜色ない外観デザイン。
- 軽量かつウレタン製のクッションで快適な装着感。
- 無線でも有線でも高音質が楽しめる。
- 強力なANC機能で作業に集中できる。
- マルチポイント機能でデバイスの切り替えが楽。
- 低遅延モードでゲームも補正無しで楽しめる。
- アプリの翻訳が一部不自然
- ANCオン時とオフ時の音質が違う
1MORE HQ51の特徴
1MORE HQ51の特徴を実機を使いながら紹介しますね。
気になる項目があれば下記のリンクから飛べます。
ブラックにゴールドのアクセントがかっこいいデザイン
まず1MORE HQ51の外観からチェックしていきましょう。カラーバリエーションはブラックとブルーがあり、今回はブラックを提供いただきました。結論から言えば、質感はSONYなどの3万円クラスのヘッドホンと遜色ないです。
例えばヘッドホンのハウジング部分やアーム部分は、SONYのWH-1000Xシリーズみたいなマットなコーティングがされており触り心地がいいです。1MOREのゴールドロゴがいいアクセントになっていて、おしゃれなところもいいですね。ヘッドバンド部分は合成皮革で、こちらも高級感を出してくれています。
実用的なキャリングケースが付属している
1MORE HQ51は、ハードなキャリングケースが付属しています。ヘッドホンを外出先で使うことが多い方には、嬉しいですよね。ファブリック調で外観もおしゃれです。
キャリングケースはこのように、1MORE HQ51を折りたたんだ状態で収納できます。空いたスペースには3.5mmオーディオケーブルと充電ケーブルが収納でき、付属品は一通り収納できる仕様です。
キャリングケースの外側にはストラップがついており、手持ちする時に落とさないように持ちやすくなっています。ヘッドホン用のケースはサードパーティ製でも2,000円前後はしますし、付属品でこれだけサイズがぴったりなケースを用意してくれるのはありがたいですね。
締めつけ感の少ない快適な装着感
1MORE HQ51は、250gという軽量さともちっとしたウレタン製のクッションで快適な装着感が得られました。昔使っていたSONY WH-1000XM4とほぼ遜色ない装着感で、デザインだけではなく装着感も3万円台のヘッドホンにかなり肉薄しています。
装着時はアジャスターで長さを10段階まで調節でき、アジャスター自体が金属製でできているので耐久性も高いです。
音質は重低音強めで無線でも有線でも高音質
実際に1MORE HQ51を、iPhone 15 Proで聴いてみました。まずBluetooth接続で聴いてみましたが、重低音がしっかりしていて特にアニソンと相性がいいです。ハイレゾ対応を意識しているだけあって高音もきれいに出ますが、無理に強調されていないので耳に刺さるような音にならずマイルドな感じです。
1MOREアプリでイコライザー調整で音質の変化を楽しむ事ができ、プリセットで12種類から選択できます。基本的に「スタジオ」にしておけば十分高音質ですが、重低音が強く感じたら「低音抑制機能」を有効にしておけばかなり重低音がスッキリします。カスタマイズEQを使えば、自分好みに自由に音質の設定ができるのでいいですね。
ちなみに有線でも聴いてみましたが、無線と遜色ないかそれ以上に透明感のある音質で音楽を楽しめました。Bluetooth対応ヘッドホンって無線前提だからか有線接続の音質がイマイチなモデルが多いのですが、1MORE HQ51は無線でも有線でも音質が安定していると感じました。
ゲームの音声遅延は「低遅延モード」でかなり低減される
外出先でヘッドホンをしながらゲームをされる方も多いと思いますので、ゲーム時の遅延も検証してみました。まず普通にBluetooth接続でゲームプレイをすると、若干音の遅延を感じます。補正なしでは音ゲーをプレイするにはかなり支障が出るほどです。
これを1MOREアプリ側で「低遅延」に設定すると、ほぼ音声の遅延を感じないほど改善されました。ゲームアプリ側の補正なしでも音ゲーができるほどなので、かなり効果は高いです。
ANC機能はかなり効果が高い
1MORE HQ51は、ANC機能を搭載していて外部のノイズを遮断してくれます。消灯(オフかな?)・ノイズリダクション・パススルーの3段階から選択でき、パススルーの場合は外部の音を取り込んで外音を聞きやすくしてくれます。
室内で試した限りでは、エアコンの送風音がほぼシャットアウトされるほど強力です。1MORE HQ51自体の密閉性が高く、ANC機能をオフにした状態でもある程度外音は聞こえにくくなりますので環境によって調整すると良さそうです。
ただ、ノイズリダクションをオンにしても人の声は聴こえやすいので、電車で使っていてアナウンスを聞き逃すようなことは防げそうですね。
マルチポイント接続に対応
1MORE HQ51は、2台のデバイスと同時に接続できるマルチポイント接続に対応しています。例えばMacBook ProとiPhoneを使っている場合、どちらか音声信号が入ったデバイス側に自動で切り替わってくれます。
1MORE HQ51は、1MOREアプリから「2台接続可能」の項目を有効にすると2台目を登録できます。普段仕事でMacBookとiPhoneの両方を使っているので、ミーティング時にすぐ接続を切り替えできるのは便利です。
1MORE HQ51のメリット・デメリット
1MORE HQ51を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
1MORE HQ51のメリットは、下記の6点です。
- 3万円クラスのヘッドホンに遜色ない外観デザイン。
- 軽量かつウレタン製のクッションで快適な装着感。
- 無線でも有線でも高音質が楽しめる。
- 強力なANC機能で作業に集中できる。
- マルチポイント機能でデバイスの切り替えが楽。
- 低遅延モードでゲームも補正無しで楽しめる。
まず、デザインと装着感は3万円クラスと遜色ないです。12,800円と手頃な価格で、これほど品質が高いヘッドホンはなかなかないです。装着した時の柔らかなあたり心地は快適で、長時間装着しても痛くならないのは大きなメリットですね。
また、音質面でもノリが良く、無線・有線でも音質の差が少ないのは嬉しい仕様です。有線でもハイレゾ認証を取っているので、音源が高音質であればあるほど本領を発揮してくれそうですね。
デメリット
1MORE HQ51のデメリットは、下記の2点です。
- アプリの翻訳が一部不自然
- ANCオン時とオフ時の音質が違う
まずこれは1MOREアプリ側なのですが、リスニングモードに「消灯」とあって分かりにくいです(LEDをオフにする機能?)。普通に「オフ」でいいのになと思います。
また、ANCオン時とオフ時で音質が変わります。具体的に言うと、ANCオン時は重低音がブーストされるように聞こえ、オフにすると重低音が減衰したように聞こえます。おそらく「ANCを有効にする=電車など騒音が多く重低音が聴こえにくくなる場所で使っている」という解釈なのかもしれませんが、普通にデスクで使っていることの方が多いので音質側は変えなくてもいいのにと思います。EQで「低音抑制機能」があるので、気になる場合はEQ側の設定を見直すと改善されます。
1MORE HQ51のレビューまとめ
1MORE HQ51をレビューしました。
1万円クラスのBluetoothヘッドホン、ここ数年でかなりレベルが上っていますね。特に1MORE HQ51は、デザイン、装着感、音質でこのクラスの中では抜きん出ており、「1万円台でおすすめのヘッドホンない?」と聞かれたら確実に候補に上がります。
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